2011年7月28日木曜日

科学者の満身の怒り

16分程度の動画です。絶対に見ておいて欲しい。




衆議院厚生労働委員会
児玉龍彦氏(東京大学先端科学技術研究センター教授、東京大学アイソトープ総合センター長)の冒頭意見陳述。

発言をいくつか。

「α線核種は一番恐ろしい(プルトニウム、ウランなど)」
「内部被曝では、今言われている何μSv/hなどの計測は、まったく意味がない」
「補償問題と子どもの問題はただちに分けてください」
「公園のすべり台の下に雨が降るたび、放射能が濃縮されていきます」
「高線量の土地を0.5μSv/h以下に除染するのは非常に難しい」
「国策として食品、土壌、水の汚染を最新鋭の機器を用いて抜本的に改善するべき」
「緊急に子どもの被曝を減少させる新しい法律を作ってください」

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東大に関わる人でもまともな人がいた。良心ある科学者が満身の怒りを表明し、涙ながらに訴えても、官僚、政治家は、何も感じないのか。

児玉氏は毎週末、700km離れた南相馬で幼稚園などの除染作業をしているとのこと。作業で出た汚染物質を、お母さん方に渡すことはできない。どうすることもできないので、ドラム缶に詰めて東京に持ってきている。セシウムの使用権限を持っていないので、これは法律違反となると自ら語っています。



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