2015年11月10日火曜日

柏市の検査で小児甲状腺ガンの発生確率が3万倍超に跳ね上がる


2015年、千葉県柏市の甲状腺検査
◆173人中、A1…61人、A2…95人、B…6人、C…11人
(検査期間:2015年7月1日~9月30日)

子ども173人中のうち
17人(B+C)が小児甲状腺ガンの「疑い」 
11人(C)が小児甲状腺ガンの「確率が非常に高い」

*  *  *

C判定は要精密検査とのことですが小児甲状腺ガンである確率が非常に高い、とのこと。
11人/173人は6.35%という数字です。

何度も言っていますが、原発事故以前は小児甲状腺ガンの発生確率は1〜2人/100万人でした。
発生確率は実に3〜6万倍に上がっています。
この検査結果がどれだけ恐ろしい数字か分かってもらえると思います。

ちなみに他の地域では、ここまで高い数字は出ていないようですが(それでも有意にかなり影響が出ている数値です)、私は検査のごまかしや隠蔽などがあったためだと推測しています。今回の柏市は、ごく正直に検査しただけなのではないか、と。

柏市はホットスポットですが、福島県を中心に似たようなホットスポットは無数にあります。そこも同じような状況にあると考えるのが妥当だと思います。

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