2011年5月31日火曜日

低線量被曝における世界標準の見解

あーこの国もうダメかもわからんね。

市町村の4割が未実施=農畜水産物の放射性検査-11都県
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011050300044

さらにさらに、検査未実施のくせに、暫定基準値をさらに緩めろと、
東京、千葉、茨城、栃木、群馬、福島、埼玉、神奈川の知事が要望してます。

食品の放射線基準値「厳し過ぎ」 8知事が見直し要望
http://www.asahi.com/special/10005/TKY201103280513.html
石原都知事はパチンコ批判までは良かったんだけど、もはや老害だわ。

世界で一番安全な国。食の文化も世界一だった日本。
今となっては、最も安全な食べ物は3.11以前に製造された缶詰となってしまいました。

情報に関しても食べ物と同じ。3.11以前の方が信頼できます。
今の情報はバイアスがかかりまくってますから。

下は2005年に発表されたニュースです。

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線量限度の被ばくで発がん 国際調査で結論
http://www.47news.jp/CN/200506/CN2005063001003768.html

放射線被ばくは低線量でも発がんリスクがあり、職業上の被ばく線量限度である5年間で100ミリシーベルトの被ばくでも約1%の人が放射線に起因するがんになるとの報告書を、米科学アカデミーが世界の最新データを基に30日までにまとめた。

報告書は「被ばくには、これ以下なら安全」と言える量はないと指摘。国際がん研究機関などが日本を含む15カ国の原発作業員を対象にした調査でも、線量限度以内の低線量被ばくで、がん死の危険が高まることが判明した。

低線量被ばくの人体への影響をめぐっては「一定量までなら害はない」との主張や「ごく低線量の被ばくは免疫を強め、健康のためになる」との説もあった。報告書はこれらの説を否定、低線量でも発がんリスクはあると結論づけた。
2005/06/30 12:03   【共同通信】

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>職業上の被ばく線量限度である5年間で100ミリシーベルトの被ばくでも約1%の人が放射線に起因するがんになる

つまり年間20mSvで約1%の人ががんになるということ。
株や投信などの投資をしている人なら分かってもらえると思いますが、1%というのは全然低い数字じゃない。

統計学によると、人生において無視してよい確率は100万分の1とあります。
つまり0.0001%です。宝くじで3億円当たるとかは無視してOKです。

1%というのは、100人中1人、1000万人中10万人です。
放射能の特性から見て、子供に絞ってみると空恐ろしい確立になることが予想されます。

これが低線量被曝における世界標準の見解なのです。

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