2011年8月21日日曜日

温度計が下がれば冷却成功?

1号機原子炉 100度下回る
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110821/index.html

東京電力福島第一原子力発電所では、原子炉の温度が安定的に100度を下回る「冷温停止」の状態を目指して冷却作業が続けられていますが、このうち1号機の原子炉周辺に設置されたすべての温度計が、19日から20日にかけて100度を下回ったことが分かりました。

東京電力福島第一原発では、原子炉の温度が安定的に100度を下回る「冷温停止」の状態を目指して、事故の収束に向けた冷却作業が続けられています。
こうしたなか、1号機では19日の午後11時、原子炉周辺の19か所に設置されたすべての温度計が100度を下回ったことが分かりました。
この状態は、12時間後の20日午前11時の時点でも継続しています。

「冷温停止」は、一時的に温度が100度を下回るだけでなく、トラブルが起きても安定的にその状態が継続するなどの条件が求められることから、今回の温度の低下が即座に「冷温停止」には結びつきませんが、東京電力は、これまでの冷却作業の成果が出たものとみています。

福島第一原発では3月の震災の発生当時、1号機以外に2つの原発が運転中でしたが、このうち2号機の温度は、20日午前11時の時点で最も高い場所が118.4度、3号機では126.4度と、引き続き100度より高い温度を示しています。

─────────────────────────

燃料がメルトアウトして、どんどんと地下に沈降していっている状態で、冷却もへったくれもないのですけど。何も残ってない原子炉の温度計の値が下がったといって喜ぶ東京電力。ギャグにしても面白くないし、本気で言ってるとしたら恐ろしい。

そして、これを真に受ける国民がいるかと思うと、救いようがないな。いよいよ。

0 件のコメント:

コメントを投稿