2011年8月10日水曜日

NHKに見る現在進行形の狂国

愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ。

───オットー・フォン・ビスマルク

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この時期になると、戦争関連のドキュメンタリーが流されますが、このところのNHKは「戦争証言プロジェクト」として、当時の情報統制に関する番組を多く放送しています。

原爆投下 活(い)かされなかった極秘情報
実際は、原爆投下に向けた米軍の動きを事前に察知していたことが、新たな証言と資料から明らかになってきた。情報を掴みながら、なぜ多くの人々が無防備のまま亡くならなければならなかったのか。

封印された原爆報告書
貴重な原爆、放射能のデータを日本はアメリカのために調査し、戦後間もなく米国に渡していたという驚愕(きょうがく)の事実。

証言記録 市民たちの戦争 封印された大震災 ~愛知・半田~
太平洋戦争後期の昭和19年12月、東海地方を、マグニチュード7.9の巨大地震が襲った。死者1200人以上に達した大震災で、被害が集中したのが、軍用機工場だった。建物の倒壊により、工場で働いていた10代の少年少女が、命を落とした。しかし、この事実は、国の徹底した情報操作によって、“封印”される。国は、なぜ地震の被害を隠そうとしたのか。近年発見された機密資料や被災者の証言から、大震災の実態をひもとく。

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まだまだ15日の終戦記念日に向けて、いろいろとあるようですが、これらに共通しているのは、何十年も経った後で真実が明らかにされているということです。

太平洋戦争をしていた頃は日本全体が狂っていた。というのは間違いです。当時とまったく同じことが、今、現在進行形で行われているのです。おそらく、数年〜数十年経った後で、今回の東日本大震災にともなう福島原発災害の真実が語られるのでしょう。あの頃は日本が狂っていた、と言われるのです。

国が間違いを認めるのは、当該責任者が死ぬか引退した後です。これは歴史を見れば明らかです。

2 件のコメント:

  1. 本当にそう思います。
    トップを牛耳るのが老人ばかりだから、未来を見ない政治経済がまかり通っているのでしょうか。
    選挙立候補者、議員の年齢の上限を決めたら、少しはマシにならないかなぁ…と思いました。

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  2. こんにちは!

    若い世代が選挙に行かないことで、高齢者に有利な政治が行われています。そうなるように教育してきた結果だと思いますが、あまりに政治への関心が薄れてしまっているのが問題ですね。ただ、年齢上限を作るのは、ちょっと過激に過ぎるような気がしますねw
    30代が自覚を持って、下の世代をリードする必要があると思います。

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