2012年3月9日金曜日

4号機が倒壊していいのか悪いのか分からない


ちょっ、マジか。

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4号機、工事ミスに救われた 震災時の福島第一原発

2012年3月8日03時00分

(転載)
東京電力福島第一原発の事故で日米両政府が最悪の事態の引き金になると心配した4号機の使用済み核燃料の過熱・崩壊は、震災直前の工事の不手際と、意図しない仕切り壁のずれという二つの偶然もあって救われていたことが分かった。

4号機は一昨年11月から定期点検に入り、シュラウドと呼ばれる炉内の大型構造物の取り換え工事をしていた。1978年の営業運転開始以来初めての大工事だった。

工事は、原子炉真上の原子炉ウェルと呼ばれる部分と、放射能をおびた機器を水中に仮置きするDSピットに計1440立方メートルの水を張り、進められた。ふだんは水がない部分だ。

無用の被曝(ひばく)を避けるため、シュラウドは水の中で切断し、DSピットまで水中を移動。その後、次の作業のため、3月7日までにDSピット側に仕切りを立て、原子炉ウェルの水を抜く計画だった。

ところが、シュラウドを切断する工具を炉内に入れようとしたところ、工具を炉内に導く補助器具の寸法違いが判明。この器具の改造で工事が遅れ、震災のあった3月11日時点で水を張ったままにしていた。

4号機の使用済み核燃料プールは津波で電源が失われ、冷やせない事態に陥った。プールの水は燃料の崩壊熱で蒸発していた。

水が減って核燃料が露出し過熱すると、大量の放射線と放射性物質を放出。人は近づけなくなり、福島第一原発だけでなく、福島第二など近くの原発も次々と放棄。首都圏の住民も避難対象となる最悪の事態につながると恐れられていた。

しかし、実際には、燃料プールと隣の原子炉ウェルとの仕切り壁がずれて隙間ができ、ウェル側からプールに約1千トンの水が流れ込んだとみられることが後に分かった。さらに、3月20日からは外部からの放水でプールに水が入り、燃料はほぼ無事だった。

東電は、この水の流れ込みがなく、放水もなかった場合、3月下旬に燃料の外気露出が始まると計算していた。(奥山俊宏)

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偶然のミスで大惨事を回避したって「小説より奇なり」を地でいってますね。
ほんとは誰かの夢の中とかじゃないのか、この世界。

この記事の通りなら、前に書いたエントリの「4号機は倒壊していいと思います。」は撤回しないといけないかもしれません。

記事によると、4号機の燃料は現状ほぼ無事とのこと。そして、もし燃料の外気露出が始まると、福1、福2を放棄せざるを得ない、とあります。

そうなると、福1の1〜4号機とは別のリアクターが再び水素爆発する可能性が出てきます。他のリアクターは密閉されてますから爆発する危険性は充分にあります。というか、放っておくと爆発することは実証済みです。

もし新たな爆発が起これば、当然、日本各地に再び放射能がばらまかれます。つまり、原発敷地内だけのハナシではなくなる。

でも、これに関しては眉唾なところはあります。今だって1〜4号機の燃料は外気露出してるんですから。ただ、4号機のプールは燃料の量が莫大であるということは確かに恐い。

まあ要は、どうなるのか分からないってことです。
いずれにせよ、何か起こったらこれしか無いと思いますが。

1 件のコメント:

  1. これは詭弁ですよw
    すでにより最悪な3号機の猛毒MOXが吹き飛んで拡散して東日本は終わってますからね
    まぁ、モンゴル高麗連合軍が日本に上陸しても神風が吹いたので連中は全滅したと教科書に書いてあるのと同じ手口ですよw

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