2013年2月14日木曜日

PM2.5について

最近話題のPM2.5に反応する人がすごく多い。なんで放射能はスルーして、PM2.5はスルーしないんだろう。

で、調べてみると、環境省に11年前からのPM2.5に関するデータが出ていました。

微小粒子状物質(PM2.5)測定データについて
http://www.env.go.jp/air/osen/pm/monitoring.html

北京など中国本土の汚染が、今年、特に酷いのは事実ですが、このデータを見る限り、日本に到来するPM2.5の値は、11年前〜現在で、そんなに違いはありません。今になってことさら慌てるようなことではないのです。

第1人者である九大の竹村教授などの見解をはじめ、情報を検討すると、私としては、35μg/m3の基準値を超える日だけ、ほんのちょっぴり気にすれば良いかな、ぐらいに思っています。マスクは微粒子だけでなく風邪やウイルスや喉の保湿などにも良いので、無いよりあったほうが良いですし。

といっても、このPM2.5というのは、キッチンや喫煙所、道路のそばなどでは、簡単に100μg/m3をオーバーするものらしく、気にするだけ無駄なような気もします。タバコを吸う人で、中国由来のPM2.5を気にしている人は、まったくの愚か者なのです。

基準値などの数値を知ろうとせずに、分かったつもりになる人は情報弱者であると言わざるを得ない。これは放射能についても同じことです。

そんなに影響の無いPM2.5は恐いと思わされ、かたや放射能は目と耳を塞いで恐くないと思わされる。メディアの情報操作には、いつも何らかの意図があるものです。

3 件のコメント:

  1. >2011年3月15日未明、福島第一原発と東京の中間に位置する茨城県のモニタリングポストで放射線​​​​​​​​量の上昇を確認し、​​その日始発の新幹線で東京から西に避難、その後、福岡に​​​​​​移住しました。​​現在は、仕事の都合上、​​​​​​​​福岡と東京を往復して暮らしています。

    中韓の日本海側沿岸部に粗製乱造され続けている原発で致命的な事故が起これば、日本のドコに住んでいても関係ないですよね?
    だって、日本は偏西風の通り道に位置しているんですから。

    マスメディアの情報操作に踊らされているとか、情報弱者とか上から目線で偉そうに書いてらっしゃいますけど、
    低線量被爆に関しては、発癌率が上がるとか下がるとか、いまだに白黒ハッキリしないじゃないですか?
    それに、原爆によって被爆された多数の方々が、平均寿命まで長生きされているという現実も無視できませんし。

    正体のわからないモノを必要以上に恐れ、「移住」という高コストかつ無意味な対策を講じられた貴方の方が、放射能に対して無知・無関心な連中よりも滑稽に見えますよ。

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    1. こんにちは。

      上から目線に思われたということで、すいません。

      放射能はPM2.5と比べものにならないほど、地域によって、著しい差があります。放射能の低線量被曝に関しては「はっきりしない」からこそ、予防原則が必要だと思っています。

      原発が爆発した後で、私が移住したのは、自分と家族のもろもろを考えた上での判断です。また避難から移住に至る判断も慎重にしたつもりです。それが他人から滑稽に見られたとしても、私としては、とくにどうということはありません。みんなまったく違う状況にあるのですから、判断は個別にされるべきです。

      匿名さんが言うような、別の原発事故が起きれば、その時にまたいろいろと考えて、判断して、行動するでしょう。起きてない原発事故と、起きてしまった原発事故は、まったく違うものですから。

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  2. >中韓の日本海側沿岸部に粗製乱造され続けている原発で致命的な事故が起これば、日本のドコに住んでいても関係ないですよね?

    またこの手の人か ^^;
    その溢れる理性にささえられた強靭な精神がうらやましです。

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