2016年10月21日金曜日

志賀原発が雨で電源喪失

志賀原発に雨水6トン流入 「安全機能、失う恐れも」
停止中の北陸電力志賀原発2号機(石川県)の原子炉建屋に6・6トンの雨水が流れ込み、非常用照明の電源が漏電する事故が9月に発生し、原子力規制委員会は19日、北陸電に原因究明と再発防止を求めた。田中俊一委員長は「これほどの雨が流入するのは想定外だった。安全上重要な機能を失う恐れもあった」として、新規制基準に基づく再稼働の審査を見直す可能性を示唆した。

雨水は配管を通って原子炉建屋の1階に流入。非常用照明の電源設備などが漏電した。さらに床のひび割れなどを通って地下2階まで達した。地下1階には、地震などで外部電源が失われた際に使われる最重要の蓄電池があるが、その真上の場所にも水が来ていたという。気象庁によると、当日の雨量は1時間あたり最大26ミリだった。

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日本の原発界隈は、福島原発からなにも教訓を得ていないようですね。

何度も言いますが、何が問題かというと、原発がただの機械じゃないってことです。内部にとんでもない量の人、動物を殺せる猛毒を作り続けているということです。しかも暴走すると人間の技術で止められない。

例えばどこかの「火力発電施設の外部電源が失われた」場合と「原発の外部電源が失われた」という場合があったとしら、両者の事故単体では同程度でも、その被害は数万倍、数十万倍にも及ぶ可能性があるということ、なのです。

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