2013年7月29日月曜日
放射能を次世代に押しつける者
原発の問題は、使用済み核燃料を安全に処理する技術が、半世紀経っても確立されていないことに集約されます。つまり未来の世代の命を前借りして電気を起こしているということ。原発が「こども発電所」と呼ばれる所以です。
上の画像の議員のコメントは、それを端的に表しています。
この議員に対して怒りを覚えるのは当然ですが、もしあなたが日常的に「つい2年ほど前、4基もの原発が爆発し、日本の国土に膨大な放射能がばらまかれたこと」を、すっかり忘れて生活しているのであれば、あなたとこの議員は大して違いはありません。
あれだけの災害があったのに、今、どうなっているのかを知ろうともせず、まったく原発に無関心な人こそ、放射能を次世代に押しつけている加害者そのものなのです。
被災地では、今も15万人以上の人が自宅を追われ、避難生活を送っています。そして小児甲状腺ガンが過去の統計をはるかに超えて発生し始め、また若年層の心筋梗塞も増え始めています。
2013年7月16日火曜日
(汚染水を流して)汚れたら川を除染すればいい
(記事引用)
汚染水排水計画を了承していた日本原子力研究開発機構で除染を担当する中山真一・安全研究センター副センター長と白鳥芳武・福島技術本部企画調整部次長は、共同通信の取材に対し「汚れたら次は河川を除染すればいい」などと語った。一問一答は次の通り。
──排水条件は。
中山氏 濃度にかかわらず、排水される側がいいと言えば流せる。
──汚染水を流すと放射性セシウムが用水路の底にたまるおそれがある。
中山氏 たまって汚れたら、次はそこを除染すればいい。
白鳥氏 われわれと見解が違う。私が聞いているところでは、担当レベルでちゃんと説明をして、了解をいただいていると聞いている。
──具体的には。
白鳥氏 口頭なので、特に文書のやりとりはなかった。
──機構の「手引き」は確認書を求めている。
白鳥氏 紙のやりとりをしていたら(除染)作業は進まない。
* * *
汚染水を流したのは、農業用水に使う川です。
こんなことを許していて良いんですか?
2013年7月10日水曜日
即死レベルの燃料棒!? が転がる河原
高線量の破片、新たに2つ 福島・楢葉町
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG08020_Y3A700C1CR8000/
東京電力は8日、福島第1原発から南に15キロの福島県楢葉町の河原で、高い放射線を出す破片が新たに2つ見つかったと発表した。発見は6日で、それぞれの線量は、ベータ線とガンマ線を合わせ毎時1万2千マイクロシーベルトと、毎時4700マイクロシーベルト。
近くの場所では、同じような汚染物質がこれまで2つ見つかっており、計4つになった。東電は原発事故で飛散したり、川から流れ着いたりした可能性があるとみて分析を進めている。
東電によると、破片の一つは長さ2センチ、幅2センチ、厚さ0.1センチ、もう一つが長さ16センチ、幅2センチ、厚さ0.5センチ。〔共同〕
* * *
毎時1万2千マイクロシーベルト!
つまり1時間で12ミリシーベルト。1週間で2シーベルト。
数センチの大きさの物体で、これだけの高線量を放つのは、燃料棒のカケラなんじゃないでしょうか?
15キロといえば、避難範囲の外縁に当たります。つまり、すぐ横には普通の居住地があるということ。こんなのが河原にごろごろと転がっている地に、人が住めると思いますか?
* * *
追記:2013/07/11
んで、この超高線量の物体について、東電は「原発由来かは調査中」とのこと。また無主物とか言うんじゃないの?
そして環境省福島環境再生事務所は「(汚染物の拡散など)仮定の話はしない」(広報)んだってさ。
(ソース)
楢葉の高放射線小物体:汚染拡散の恐れ 県が国に調査、回収要望 /福島
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20130706ddlk07040093000c.html
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG08020_Y3A700C1CR8000/
東京電力は8日、福島第1原発から南に15キロの福島県楢葉町の河原で、高い放射線を出す破片が新たに2つ見つかったと発表した。発見は6日で、それぞれの線量は、ベータ線とガンマ線を合わせ毎時1万2千マイクロシーベルトと、毎時4700マイクロシーベルト。
近くの場所では、同じような汚染物質がこれまで2つ見つかっており、計4つになった。東電は原発事故で飛散したり、川から流れ着いたりした可能性があるとみて分析を進めている。
東電によると、破片の一つは長さ2センチ、幅2センチ、厚さ0.1センチ、もう一つが長さ16センチ、幅2センチ、厚さ0.5センチ。〔共同〕
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毎時1万2千マイクロシーベルト!
つまり1時間で12ミリシーベルト。1週間で2シーベルト。
数センチの大きさの物体で、これだけの高線量を放つのは、燃料棒のカケラなんじゃないでしょうか?
15キロといえば、避難範囲の外縁に当たります。つまり、すぐ横には普通の居住地があるということ。こんなのが河原にごろごろと転がっている地に、人が住めると思いますか?
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追記:2013/07/11
んで、この超高線量の物体について、東電は「原発由来かは調査中」とのこと。また無主物とか言うんじゃないの?
そして環境省福島環境再生事務所は「(汚染物の拡散など)仮定の話はしない」(広報)んだってさ。
(ソース)
楢葉の高放射線小物体:汚染拡散の恐れ 県が国に調査、回収要望 /福島
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20130706ddlk07040093000c.html
2013年6月30日日曜日
村上春樹「東京電力の社長とか、本当に刑務所へ行くべきだと思う」
「東京電力の社長とか何人か、本当に刑務所へ行くべきだと思う。何より日本の検察庁が刑事告発しないのです。これはすごく変なことだと僕は思います。誰も責任をとることをしないのです。これは、すごく間違ったことと僕は思います」
村上春樹 未公開インタビュー
「まじめで強い日本人には、原発をなくすことができる」より
村上春樹 未公開インタビュー
「まじめで強い日本人には、原発をなくすことができる」より
* * *
本当に、これはすごく変で、間違ったことだと、私も思います。
ただ「何人か」とかいうレベルではなく、東電役員をはじめ、政治家、官僚、御用学者など、罰せられるべき人間はもっとたくさんいるとも思います。
その罪を訴えなければいけないのは、我々、日本国民なのです。その日本人が、まったく今回の原発災害の本質を見ようとせず、無関心でいることに、ほとほと疲れます。
2013年6月6日木曜日
「福島の甲状腺ガン『確定』と『疑い』合わせて27人」のニュースは、まだ二次検査の半分以上が未検査
本当はこれがトップニュースになるべきだと思いますが、たいして話題にはなっていないようです。
* * *
甲状腺がん「確定」12人 福島の18歳以下、9人増
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013060502000133.html
(引用)
東京電力福島第一原発事故による放射線の影響を調べている福島県の県民健康管理調査で、十八歳以下で甲状腺がんの診断が「確定」した人が九人増え十二人に、「がんの疑い」は十五人になった。
これまで一次検査の結果が確定した約十七万四千人の内訳。五日に福島市で開く検討委員会で報告される。検討委の二月までの調査報告では、がん確定は三人、疑いは七人だった。
これまで調査主体の福島県立医大は、チェルノブイリ原発事故によるがんが見つかったのが、事故の四~五年後以降だったとして「放射線の影響は考えられない」と説明している。
甲状腺検査は、震災当時十八歳以下の人約三十六万人が対象。一次検査でしこりの大きさなどを調べ、軽い方から「A1」「A2」「B」「C」と判定。BとCが二次検査を受ける。
二〇一一年度は、一次検査が確定した約四万人のうち、二次検査の対象となったのは二百五人。うち甲状腺がんの診断確定は七人、疑いが四人。ほかに一人が手術を受けたが、良性と分かった。
一二年度は、一次検査が確定した約十三万四千人のうち、二次検査の対象となったのは九百三十五人、うち診断確定は五人、疑いが十一人。(引用ここまで)
* * *
福島県立医大の「放射線の影響は考えられない」という指摘を見ると、日本の医者にモラルやプライドが無くなってしまったのか、という気になります。
ガン確定が12人、疑いが15人。あまり知識の無い人なら、17万4000人調べてこの人数なら、たいしたことないと思うかもしれませんが、もともと小児甲状腺ガンは、震災前なら100万人に1人程度と言われています。福島県なら、2〜3年にひとり出るかどうか、というところ。なので、この27人という数字は、今回の原発災害の健康被害である可能性がとても高い。
そのうえ! 実は、この数字は、二次検査の対象全員を調べた数字ではないのです。下にその指摘があります。確かに今年3月末時点で、二次検査終了しているのは4割弱程度。まだ6割が残っています。確率的に見れば、残りの6割にも相当数の罹患者が出てしまう可能性が高い。
* * *
567 7 名前: 地震雷火事名無し(千葉県【緊急地震:岩手県沖M3.5最大震度2】) Mail: 投稿日: 2013/06/06(木) 02:32:44.78 ID: p0ZWZ88D0
なんか誤解があるので、指摘しておく。
甲状腺癌12名、疑い15名、計27名というのは、二次検査1140人を全員しらべた結果ではない。二次検査を終了したのは、1140名中たった383名、つまり37%しか終了していない。そして、発表された甲状腺癌27名は、この中の患者にすぎない。
よって、二次検査をまだ受けていない残り757名からも甲状腺癌はたくさんでる。今までの確率に従えば、80名ぐらいまで増大するはず。
だから、17万5千人を調べて「27名」というのは、かなり過小評価のバイアスがかかった発表(意図的にやっていると思う)。まだ大部分の子どもは二次検査すら受けていないのだから。
県民健康管理調査「基本調査」の実施状況について
http://www.pref.fukushima.jp/imu/kenkoukanri/250605siryou2.pdf
614 3 名前: 地震雷火事名無し(千葉県) Mail: 投稿日: 2013/06/06(木) 04:16:37.90 ID: p0ZWZ88D0
>>595
自分でも調べてみてください。
以下PDFの9ページ(②‐9)に表があります。「合計」という項目を見れば、
二次検査対象者1140名、そのうち二次検査終了者383名で33.6%です。
福島県民健康管理検査
http://www.pref.fukushima.jp/imu/kenkoukanri/250605siryou2.pdf
PDF11ページ(②‐11)の表では、二次検査実施者421名(全部の検査が終了したのは上記383名)、悪性と悪性疑い27名です。
17万5千人を調べて、二次検査1140名をすべて検査した結果「27名」なのではなく、二次検査終了者383名のうちの27名です。二次検査を受けていない757名からも、相当数の甲状腺癌が発見されるのは、確実です。
明らかにマスコミは誤報、もしくは意図的なミスリードをしています。
* * *
甲状腺がん「確定」12人 福島の18歳以下、9人増
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013060502000133.html
(引用)
東京電力福島第一原発事故による放射線の影響を調べている福島県の県民健康管理調査で、十八歳以下で甲状腺がんの診断が「確定」した人が九人増え十二人に、「がんの疑い」は十五人になった。
これまで一次検査の結果が確定した約十七万四千人の内訳。五日に福島市で開く検討委員会で報告される。検討委の二月までの調査報告では、がん確定は三人、疑いは七人だった。
これまで調査主体の福島県立医大は、チェルノブイリ原発事故によるがんが見つかったのが、事故の四~五年後以降だったとして「放射線の影響は考えられない」と説明している。
甲状腺検査は、震災当時十八歳以下の人約三十六万人が対象。一次検査でしこりの大きさなどを調べ、軽い方から「A1」「A2」「B」「C」と判定。BとCが二次検査を受ける。
二〇一一年度は、一次検査が確定した約四万人のうち、二次検査の対象となったのは二百五人。うち甲状腺がんの診断確定は七人、疑いが四人。ほかに一人が手術を受けたが、良性と分かった。
一二年度は、一次検査が確定した約十三万四千人のうち、二次検査の対象となったのは九百三十五人、うち診断確定は五人、疑いが十一人。(引用ここまで)
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福島県立医大の「放射線の影響は考えられない」という指摘を見ると、日本の医者にモラルやプライドが無くなってしまったのか、という気になります。
ガン確定が12人、疑いが15人。あまり知識の無い人なら、17万4000人調べてこの人数なら、たいしたことないと思うかもしれませんが、もともと小児甲状腺ガンは、震災前なら100万人に1人程度と言われています。福島県なら、2〜3年にひとり出るかどうか、というところ。なので、この27人という数字は、今回の原発災害の健康被害である可能性がとても高い。
そのうえ! 実は、この数字は、二次検査の対象全員を調べた数字ではないのです。下にその指摘があります。確かに今年3月末時点で、二次検査終了しているのは4割弱程度。まだ6割が残っています。確率的に見れば、残りの6割にも相当数の罹患者が出てしまう可能性が高い。
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567 7 名前: 地震雷火事名無し(千葉県【緊急地震:岩手県沖M3.5最大震度2】) Mail: 投稿日: 2013/06/06(木) 02:32:44.78 ID: p0ZWZ88D0
なんか誤解があるので、指摘しておく。
甲状腺癌12名、疑い15名、計27名というのは、二次検査1140人を全員しらべた結果ではない。二次検査を終了したのは、1140名中たった383名、つまり37%しか終了していない。そして、発表された甲状腺癌27名は、この中の患者にすぎない。
よって、二次検査をまだ受けていない残り757名からも甲状腺癌はたくさんでる。今までの確率に従えば、80名ぐらいまで増大するはず。
だから、17万5千人を調べて「27名」というのは、かなり過小評価のバイアスがかかった発表(意図的にやっていると思う)。まだ大部分の子どもは二次検査すら受けていないのだから。
県民健康管理調査「基本調査」の実施状況について
http://www.pref.fukushima.jp/imu/kenkoukanri/250605siryou2.pdf
614 3 名前: 地震雷火事名無し(千葉県) Mail: 投稿日: 2013/06/06(木) 04:16:37.90 ID: p0ZWZ88D0
>>595
自分でも調べてみてください。
以下PDFの9ページ(②‐9)に表があります。「合計」という項目を見れば、
二次検査対象者1140名、そのうち二次検査終了者383名で33.6%です。
福島県民健康管理検査
http://www.pref.fukushima.jp/imu/kenkoukanri/250605siryou2.pdf
PDF11ページ(②‐11)の表では、二次検査実施者421名(全部の検査が終了したのは上記383名)、悪性と悪性疑い27名です。
17万5千人を調べて、二次検査1140名をすべて検査した結果「27名」なのではなく、二次検査終了者383名のうちの27名です。二次検査を受けていない757名からも、相当数の甲状腺癌が発見されるのは、確実です。
明らかにマスコミは誤報、もしくは意図的なミスリードをしています。
* * *
いろいろ言いたいことはありますが、とりあえず、情報のみ。
2013年5月21日火曜日
首都圏のセシウム汚染マップがやっと出てきた
ここ最近、原発・放射能関連の情報は最低レベルでしか見ていないので、提供する情報がめっきり乏しい。
そんななかで拾ったのがこれです。
東京近郊の土壌に沈着したセシウムマップです。統計データを地図上に簡単に可視化できるツールで作られたようで、米国エネルギー省(DOE)と国家核安全保障庁(NNSA)が調査したデータを元に作られている……のかな(多分)?
こちらのブログには、米国DOE/NNSAのデータによる関東のストロンチウム89汚染地図も掲載されています。アメリカの政府筋はちゃんとストロンチウムもチェックしてるんですよね。
http://pfx225.blog46.fc2.com/blog-entry-1811.html
そんななかで拾ったのがこれです。
東京近郊の土壌に沈着したセシウムマップです。統計データを地図上に簡単に可視化できるツールで作られたようで、米国エネルギー省(DOE)と国家核安全保障庁(NNSA)が調査したデータを元に作られている……のかな(多分)?
これまではどんなデータでも、首都圏の汚染状況はスルーされてきたので、ここまで細かく数値が出ているのは無かったかと思います。
ちなみに数値の参考としてはチェルノブイリの避難基準があります。
(チェルノブイリ避難基準)
(強制避難エリア):148万Bq/m2
第一区分(強制移住エリア):55万5千〜148万Bq/m2
第二区分(補償つき任意移住エリア):18万5千〜55万5千Bq/m2
第三区分(放射線管理エリア):3万7千〜18万5千Bq/m2
第二区分(補償つき任意移住エリア):18万5千〜55万5千Bq/m2
第三区分(放射線管理エリア):3万7千〜18万5千Bq/m2
大きな赤丸は第二区分あたりでしょうか。当然、東北に向かうほど、より汚染はひどくなっていきます。
* * *
まあ、この数字を見るに、今までの情報から考えて、大体自分の体感と同じような感じですね。東に行くにしたがって高くなる。
でもまあ、世界最大の人口を誇る日本の首都圏が、これだけセシウムで汚染されたということは、実にとんでもなく衝撃的なこと、なのです。なのに東京に居ると同調圧力が強すぎて、その衝撃は努力しないと感じられない……。
* * *
こちらのブログには、米国DOE/NNSAのデータによる関東のストロンチウム89汚染地図も掲載されています。アメリカの政府筋はちゃんとストロンチウムもチェックしてるんですよね。
http://pfx225.blog46.fc2.com/blog-entry-1811.html
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