2011年7月29日金曜日

法律は性善説に基づいて作ってはいけない。

「沈黙の艦隊」という漫画があります。とても面白い漫画ですが、そのなかで特に印象に残っているのは、アメリカ大統領の考えです。

(引用)

私は政治家として人間の“悪意”というものを確信している!
人間の善なるものを信じてはならない!

世界の全てが賛同しても
それが人間の善なるものに依拠する考えであるならば
合衆国大統領はたった一人でもそれを信じてはならないのだ!

その戒律で私は政治を行ってきた!

善なるものを守る権力とは
善なるものの力を頼りにしてはならないのだ!

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人々の善意を守るためには、政治家は人の悪意を前提に行動しなくてはならない。
法律は性善説に基づいて作ってはいけない。

この考えに私は非常に納得しました。
こうした深い信念を持っている政治家は、日本に何人いるのでしょうか。

1 件のコメント:

  1. この問題を取り上げて下さり有り難うございます。大分時間が経っていますが.. 。
    前日プライムニュースで技術の国外流出について取り上げていた際に、罰則等の各国の法律の比較がされました。日本の規定は比較的甘く、山際大志郎議員によれば日本の法律は全般的に性善説に基づいている傾向があり、技術流出に関しては見直す必要があるとの見解でした。プライムニュースはアーカイブで見ることができます。
    医療事故の対応にしても性善説の法律が問題を難しくしている部分があるように感じています。国会議員とともに国民的関心が高まることが必要です。

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