2011年7月9日土曜日

ガイガーカウンタを出回らせないための策略

4月6日に、フランスのナノセンス社が、ガイガーカウンタ、RADEX RD1503を2万円程度の価格で大量に販売するというリリースがされました。

液晶表示は日本語で、原発事故に対応したマニュアルと、長期間にわたる事故の影響を考慮したアドバイスが付いているとのことでした。さらに、ガイガー購入者のために日本でコールセンターを設立するということも書かれています。至れり尽くせりです。

リリース
http://www.labornetjp.org/news/2011/1302271382613staff01

こんな情報があれば、普通は「2万円で良質なものが手に入るのなら、今買うのは控えておこう」と考えるでしょう。

私はこれがリリースされる前から、ガイガーの注文を取り消されたり、入荷が遅れたりということを直に体験していたので、いつ入るかなんてアテにならないと思い、英語表記のRD1503をオークションで6万5000円で購入しました。当時としては比較的良心的な価格でした。

今では5万円以下にまで値段が下がりましたが、当時は10万円を越えて落札されているものも多数ありました。モノの希少性が高まれば、価格が高騰するのは市場原理からすれば当然のことです。

で、案の定、7月現在になっても、2万円台のRD1503は販売されていません。

うがった見方をすると、このリリースは日本にガイガーカウンタを出回らせないようにするための策略だったのではないかとも考えられます。

日本全国で稼働している原発は、通常の稼働であっても周囲に放射性物質を漏らしています。全国にガイガーが行き渡ると、詳細な放射能漏れのデータが判明してしまう。これを恐れた何者かがしくんだのではないか、と。

(参考)
RD1503は高い気温に弱い可能性があります。ご注意を。
温度が高いとRADEXの表示が0.00になる。
http://mononomikata-kerogg.blogspot.com/2011/07/radex000radi.html

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