最近、RD1503の表示が0.00μSv/hになります。
部屋に置いていると作動しているのに、ポケットに入れて外で見るといつも0.00。
0.00μSv/hなんて場所は世界中どこにも無いので、これは故障かと思い、ネットで調べてみたところ、湿度が高いと作動しにくくなるという情報がありました。
なるほど、スペックには、動作環境温度:-20度〜50度、湿度:80%以下とあります。
そこで、ジップロックに乾燥剤を入れてみたのですが、あまり効き目が無い。これは湿度ではなく温度なんじゃないかと思い、一度本体を冷凍庫に入れてみると、ちょっとの時間で復活しました。
やはり、湿度よりも温度のほうが関係しているみたいです。
体感的にはスペック限度の50℃どころか、28℃を越えるとダメな感じ。ちょっと暑いともうダメです。もしかすると、私の持っている固体が、特に温度に敏感なのかもしれません。
外に出るときに、濡れないようにジップロックを2重にして、冷凍庫の冷却剤を一緒に入れてみました。すると、炎天下のなかでも見事に作動しました。
もし、同じような現象で困っている人がいたら、一度試してみてください。
分かりにくいですが、背面に冷却剤が入っています。
場所は明大前駅付近です。高いところで0.15μSv/h。室内では0.9μSv/h程度でした。
─────────────────────────
で、6月末にシンチレーション式のサーベイメーター、堀場製作所のPA-1000「Radi」を入手しました。5月に申し込みして、やっと届きました。
これはRD1503などの一般的なガイガーよりも一桁低い0.001の数値まで計測できます。日本製で、しかも生活防水付きなので安心です。ただし、もともと教材用に使われていたものなので、アラームなどの機能は付いていません。また難しくてよく分からないのですが、エネルギー補償がされていないのでやや数値が低く出る傾向にあるようです。
上は福岡市の室内での計測です。だいたい0.07〜0.09μSv/hぐらい。
私は堀場製作所に直接連絡して、購入できる代理店を教えてもらいました。
こちらに各地のセールスオフィスの連絡先が掲載されています。
http://www.horiba.com/jp/contact-us/worldwide-locations/asia-oceania/japan/horiba-ltd/
価格は12〜13万程度と高いですが、これはたぶん原発災害前と同じ値段だと思います。今、オークションや業者によっては、驚くほど高い値段が付けられているところも多いです。入荷を待てるのであれば、正規の購入がお勧めです。
また、アメリカ製のシンチレーションサーベイ「DoseRAE2 PRM1200」も人気の機種。単位は通常ガイガーと同じく0.01μSv/hですが、PCと接続して毎日の放射線積算量を管理できます。こちらは5万円〜7万円程度とRadiよりも安く、入手もしやすいみたいです。
0 件のコメント:
コメントを投稿