2011年10月17日月曜日

脱力しつつ、ニュースいくつか


ブログの更新が少なくなってきた今日この頃。いろいろ忙しいこともあるのですが、どうも原発関連のことを考えるのがダルい。最近、福岡とは言え、ちゃんと確かめずに定食とか食べちゃってるし。気分は北斗の拳のゲイラ様です。

「あきらめた人から死んでいった」とは、チェルノブイリに伝わる格言です。

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世田谷の2.7μSv/hは、家屋の床下から怪しげなビンが取り出されて、一件落着のようですね。でも、それに続いて、世田谷レベル、もしくはそれ以上の高線量があちこちで検出されているのですが、こちらはさっぱり大手メディアは取り上げません。世田谷はあれだけ騒いだのに不思議ですねー(棒)。

(要約)
葛飾区の56カ所で1μSv/h以上、そのうち8カ所から3μSv/h超え。

そして、横浜の方でストロンチウムが検出されたとのこと。これはかなり宜しくないニュースですね。

(要約)
マンション屋上の堆積(たいせき)物から、ストロンチウムが195ベクレル検出。

東京・足立区の小学校、高い放射線量を検出
(要約)
足立区の小学校で、毎時3・99マイクロ・シーベルトの放射線量を検出。

どれも、とんでもないニュースなのに、その大変さがいまいち感じられないのが正直なところ。世田谷のガス抜き効果もあって、体に力が入りません。こうやってインパクトを操作することで、国民を懐柔する手練れには舌を巻きます。伊達に広告を牛耳ってきたわけじゃないね。

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(要約)
ウラジーミル・バベンコ氏「37ベクレルでも子どもに与えるには高すぎる。ゼロに近づけるべきだ」と指摘した。

このニュースはNHKの「あさいち」も取り上げたようですが、内容は酷かったみたいです。

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で、ワン・モア・シング。

(要約)
炉心が1基でも再び損傷する確率は、5000年に1回程度と、東電が試算。

事故後、政府や学者が言っていたことを思い出します。
「炉心溶融は“絶対に”起こらない」

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そりゃ、脱力もしますよね。
明日は東京に1泊予定。

2 件のコメント:

  1. 確かにダルくもなります。
    原発やら被曝の事は、明確な目指すべき光がハッキリと見えず、いい加減な対応ばかり見せられて先行き不透明な印象です。
    消耗戦で辛くなるのは当然ですね。
    でも、チェルノブイリ関連の動画で、子供の病気・死を嘆く親の姿を何度も思い出し、緩みそうな気持ちを何とか繋いでいます。

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  2. こんにちは。
    ほんと、ココロもおカネも消耗戦です。災害直後は、半年も経てばまともになるだろう、と思っていましたが、甘い甘い。電力利権の闇は底知れないです。

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