2013年6月30日日曜日

村上春樹「東京電力の社長とか、本当に刑務所へ行くべきだと思う」

このエントリーをブックマークに追加 このエントリーを含むはてなブックマーク
「東京電力の社長とか何人か、本当に刑務所へ行くべきだと思う。何より日本の検察庁が刑事告発しないのです。これはすごく変なことだと僕は思います。誰も責任をとることをしないのです。これは、すごく間違ったことと僕は思います」

村上春樹 未公開インタビュー
「まじめで強い日本人には、原発をなくすことができる」より

*  *  *

本当に、これはすごく変で、間違ったことだと、私も思います。

ただ「何人か」とかいうレベルではなく、東電役員をはじめ、政治家、官僚、御用学者など、罰せられるべき人間はもっとたくさんいるとも思います。

その罪を訴えなければいけないのは、我々、日本国民なのです。その日本人が、まったく今回の原発災害の本質を見ようとせず、無関心でいることに、ほとほと疲れます。

2013年6月6日木曜日

「福島の甲状腺ガン『確定』と『疑い』合わせて27人」のニュースは、まだ二次検査の半分以上が未検査

このエントリーをブックマークに追加 このエントリーを含むはてなブックマーク
本当はこれがトップニュースになるべきだと思いますが、たいして話題にはなっていないようです。

*  *  *

甲状腺がん「確定」12人 福島の18歳以下、9人増
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013060502000133.html

(引用)
東京電力福島第一原発事故による放射線の影響を調べている福島県の県民健康管理調査で、十八歳以下で甲状腺がんの診断が「確定」した人が九人増え十二人に、「がんの疑い」は十五人になった。

これまで一次検査の結果が確定した約十七万四千人の内訳。五日に福島市で開く検討委員会で報告される。検討委の二月までの調査報告では、がん確定は三人、疑いは七人だった。

これまで調査主体の福島県立医大は、チェルノブイリ原発事故によるがんが見つかったのが、事故の四~五年後以降だったとして「放射線の影響は考えられない」と説明している。

甲状腺検査は、震災当時十八歳以下の人約三十六万人が対象。一次検査でしこりの大きさなどを調べ、軽い方から「A1」「A2」「B」「C」と判定。BとCが二次検査を受ける。

二〇一一年度は、一次検査が確定した約四万人のうち、二次検査の対象となったのは二百五人。うち甲状腺がんの診断確定は七人、疑いが四人。ほかに一人が手術を受けたが、良性と分かった。

一二年度は、一次検査が確定した約十三万四千人のうち、二次検査の対象となったのは九百三十五人、うち診断確定は五人、疑いが十一人。(引用ここまで)

*  *  *

福島県立医大の「放射線の影響は考えられない」という指摘を見ると、日本の医者にモラルやプライドが無くなってしまったのか、という気になります。

ガン確定が12人、疑いが15人。あまり知識の無い人なら、17万4000人調べてこの人数なら、たいしたことないと思うかもしれませんが、もともと小児甲状腺ガンは、震災前なら100万人に1人程度と言われています。福島県なら、2〜3年にひとり出るかどうか、というところ。なので、この27人という数字は、今回の原発災害の健康被害である可能性がとても高い。

そのうえ! 実は、この数字は、二次検査の対象全員を調べた数字ではないのです。下にその指摘があります。確かに今年3月末時点で、二次検査終了しているのは4割弱程度。まだ6割が残っています。確率的に見れば、残りの6割にも相当数の罹患者が出てしまう可能性が高い。

*  *  *

567  7 名前: 地震雷火事名無し(千葉県【緊急地震:岩手県沖M3.5最大震度2】)  Mail:  投稿日: 2013/06/06(木) 02:32:44.78  ID: p0ZWZ88D0 

なんか誤解があるので、指摘しておく。

甲状腺癌12名、疑い15名、計27名というのは、二次検査1140人を全員しらべた結果ではない。二次検査を終了したのは、1140名中たった383名、つまり37%しか終了していない。そして、発表された甲状腺癌27名は、この中の患者にすぎない。

よって、二次検査をまだ受けていない残り757名からも甲状腺癌はたくさんでる。今までの確率に従えば、80名ぐらいまで増大するはず。

だから、17万5千人を調べて「27名」というのは、かなり過小評価のバイアスがかかった発表(意図的にやっていると思う)。まだ大部分の子どもは二次検査すら受けていないのだから。

県民健康管理調査「基本調査」の実施状況について
http://www.pref.fukushima.jp/imu/kenkoukanri/250605siryou2.pdf

614  3 名前: 地震雷火事名無し(千葉県)  Mail:  投稿日: 2013/06/06(木) 04:16:37.90  ID: p0ZWZ88D0 

>>595
自分でも調べてみてください。

以下PDFの9ページ(②‐9)に表があります。「合計」という項目を見れば、
二次検査対象者1140名、そのうち二次検査終了者383名で33.6%です。

福島県民健康管理検査
http://www.pref.fukushima.jp/imu/kenkoukanri/250605siryou2.pdf

PDF11ページ(②‐11)の表では、二次検査実施者421名(全部の検査が終了したのは上記383名)、悪性と悪性疑い27名です。

17万5千人を調べて、二次検査1140名をすべて検査した結果「27名」なのではなく、二次検査終了者383名のうちの27名です。二次検査を受けていない757名からも、相当数の甲状腺癌が発見されるのは、確実です。

明らかにマスコミは誤報、もしくは意図的なミスリードをしています。

*  *  *

いろいろ言いたいことはありますが、とりあえず、情報のみ。

2013年5月21日火曜日

首都圏のセシウム汚染マップがやっと出てきた

このエントリーをブックマークに追加 このエントリーを含むはてなブックマーク
ここ最近、原発・放射能関連の情報は最低レベルでしか見ていないので、提供する情報がめっきり乏しい。

そんななかで拾ったのがこれです。


東京近郊の土壌に沈着したセシウムマップです。統計データを地図上に簡単に可視化できるツールで作られたようで、米国エネルギー省(DOE)と国家核安全保障庁(NNSA)が調査したデータを元に作られている……のかな(多分)?

これまではどんなデータでも、首都圏の汚染状況はスルーされてきたので、ここまで細かく数値が出ているのは無かったかと思います。

ちなみに数値の参考としてはチェルノブイリの避難基準があります。

(チェルノブイリ避難基準)
    (強制避難エリア):148万Bq/m2
第一区分(強制移住エリア):55万5千〜148万Bq/m2
第二区分(補償つき任意移住エリア):18万5千〜55万5千Bq/m2
第三区分(放射線管理エリア):3万7千〜18万5千Bq/m2

大きな赤丸は第二区分あたりでしょうか。当然、東北に向かうほど、より汚染はひどくなっていきます。

*  *  *

まあ、この数字を見るに、今までの情報から考えて、大体自分の体感と同じような感じですね。東に行くにしたがって高くなる。

でもまあ、世界最大の人口を誇る日本の首都圏が、これだけセシウムで汚染されたということは、実にとんでもなく衝撃的なこと、なのです。なのに東京に居ると同調圧力が強すぎて、その衝撃は努力しないと感じられない……。

*  *  *

こちらのブログには、米国DOE/NNSAのデータによる関東のストロンチウム89汚染地図も掲載されています。アメリカの政府筋はちゃんとストロンチウムもチェックしてるんですよね。

http://pfx225.blog46.fc2.com/blog-entry-1811.html

2013年4月10日水曜日

魚、山菜・キノコ、果物に注意

このエントリーをブックマークに追加 このエントリーを含むはてなブックマーク
「住民持ち込み検査」で50ベクレル超す食品は12%(1万1565点)
http://www.minyu-net.com/news/news/0904/news6.html(リンク切れ)

家庭菜園で栽培した野菜などを、市町村の簡易分析測定機器を使って測った放射性物質検査で、4〜7月の4カ月間に、検査した9万6507点のうち、食品の新基準値(1キロ当たり100ベクレル)の2分の1に当たる1キロ当たり50ベクレルを超えた食品は、1万1565点(12%)あった。
 
県は機器の誤差を考慮して、1キロ当たり50ベクレル超〜100ベクレル以下となった食品の摂取について、慎重に判断するよう呼び掛けている。

50ベクレル超の割合を品種別に見ると、魚が39.5%と最多。次いで山菜・キノコ類が38.6%、果物が14.9%。検体数が5万2320点と全体の半数以上を占める野菜は1.6%だった。

福島民友 2012年9月4日

*  *  *

魚が約40%、山菜・キノコが約40%、果物が15%、福島の計測所で50ベクレルを超えた食品は、この3点で95%を占めているとのこと。

私は、震災直後から今まで、食べ物に関しての注意を段階的にユルめてきましたが、今でも、基本的に海産物とキノコは避けています。上の記事を読むと、この方向性は正しかったようです。

2013年4月5日金曜日

今日の名言「人々の無関心は常に攻撃者の利益となる」

このエントリーをブックマークに追加 このエントリーを含むはてなブックマーク
愛の反対は憎しみではない。無関心である。
信頼の反対は傲慢ではない。無関心である。
文化の反対は無知ではない。無関心である。
芸術の反対は醜さではない。無関心である。
平和の反対は、平和と戦争に対する無関心である。

人々の無関心は常に攻撃者の利益になることを忘れてはいけない。

エリ・ヴィーゼル(ホロコーストを経験した米国のユダヤ人作家、ルーマニア出身、ノーベル平和賞受賞者、1928~)

*  *  *

同義の言葉をマザー・テレサも残しています。

2013年3月29日金曜日

原発をやめて欲しい、シンプルな理由

このエントリーをブックマークに追加 このエントリーを含むはてなブックマーク
例えばアナタが住む町から100km圏内で、

「火力発電所が爆発事故を起こしました」
「原子力発電所が爆発事故を起こしました」

この2つのニュースを聞いたとき、まったく印象が違いませんか?
Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...