2014年12月14日日曜日

ゴキブリは見えるが放射能は見えない

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食べ物にゴキブリが入っていたらTwitterで拡散されて企業は全回収。
でも、食べ物に放射性物質が入っていても気にせず食べる。
ゴキブリは見えるが放射能は見えないから。

2014年11月20日木曜日

子どもの甲状腺検査で別人の結果を送付

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子どもの甲状腺検査で別人の結果を送付
< 2014年11月7日 19:50 > 

原発事故を受けて福島県立医大が中心となって県内の全ての子どもを対象に実施している甲状腺検査の一部で、別人の検査結果を送っていたことが発覚した。 ミスがあったのは9月に行われた甲状腺検査で、今月、結果を受け取った保護者から「検査の際に受けた病院の説明と違う」との指摘があった。 

調査した結果、検査を受けた186人のうち、実に9割以上の173人に別人の検査結果が送られていた。 この中では、やや大きな「のう胞」や「結節」があり二次検査を勧める「B判定」だった人に、「のう胞」などが認められず問題の無い「A1」判定の結果が送られていたケースも確認されている。 

甲状腺検査は今年4月から医大に加えて一般の拠点病院でも実施されていて、医大がこれらの結果をまとめる際、誤ってデータを並び替えたのが原因だという。 

医大は誤った結果を送った人全員を訪問し、謝罪と説明をした一方、今回発覚したもの以外の過去のデータ36万件をチェックし、誤りが無かったことを確認したという。今後は、検査結果をまとめる新たなプログラムを整備するほか、外部の専門機関に確認作業を委託するとしている。 

*  *  *

がん患者について〝知り得た情報〟を漏らした者には懲役2年の罰を与える。(がん登録推進法)

2014年10月19日日曜日

放射能を気にする人と気にしない人

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最近は原発事故のこともあまり考えずに、福岡でのんびりと暮らしているのですが、やはり不意に見過ごせないという想いが湧いてきます。


上の画像は去年の東京五輪招致演説での安部首相の発言です。日本人で放射能を気にせず暮らしている人は、この発言に違和感を感じないのでしょうか。

「健康問題については今までも現在も将来もまったく問題ないと約束します」

それなのに、なぜ福島で子どもの甲状腺検査を行っているのか、日本全国の子どもたちと比較もせずに。

なぜ、食品中の放射性物質の基準値を緩めたにも関わらず、いまだに東北のみならず静岡県など関東地域からも基準値越えの危険な食品が出ているのか。

そんな不確定要素を抱えながら、なぜ将来にわたってまったく問題ないと「約束」できるのか。

答えは簡単です。ここ日本においては「約束」なんてものに意味はなくなっているからです。過酷事故は絶対に起きないとされていた原発が爆発しようが、それ以前の確率をはるかに超える数の子どもが甲状腺ガンになろうが、原発災害のせいで避難した人が何千人死のうが、数十万人が帰る場所を無くそうが、この国では誰1人責任をとっていません。原発が爆発した当時の東電の会長である勝俣氏も、社長の清水氏も、まったくなにもひとつも責任をとりませんでした。ただ天下りしてのんびり暮らしているのでしょう。

そんな国の「約束」なんて、そこらに落ちてる犬の糞くらいの価値しかありません。

もし健康問題が持ち上がるとしたら10年以上先になるでしょう。そのときには安部氏の発言なんて忘れ去れているでしょうし、すでに本人は引退している。そうしたことも分かった上で発言しているのです。まだ枝野氏の「ただちに影響はない」のほうが良心的だったほどです。

*  *  *

放射能を気にする人と気にしない人の違いについて、ヤフー知恵袋でとてもいい回答がありました。違いについてというか、なぜ気にしなければいけないのか、ということですが。

放射能を気にする人と気にしない人の差はなんだと思いますか? 

以下がベストアンサーに選ばれた回答です。
赤字強調は私がしました。

lereysraterさん

性格ですね。
そして今回は気にする性格の方がいいように思います。
なぜなら放射能は色も無い、味も臭いも無いですから気にするか、しないかで総てが決まってしまうからです。

現実に事を見てみましょう。
首都圏から離れた地方の自治体のアナウンスなどを聞くと、住民からの要望が多いようなら○○の検査を実施するつもり、見たいな事を言ってるのがままあります。
これはつまり気にする声がなければ検査しないということで、気にする人の声が安全の垣根になっているということです。

政府は3月に放射能の基準を緩めましたが、4月になって更に緩めようとしたそうです。その際関係者から「さすがにこれ以上は拙いだろう。」ということで没になったと聞いています。
気にする国民の意識(世論の空気)が歯止めになったのだと思います。
つまり気にする人の意識が現状レベルの安全を確保してるともいえます。

この程度の汚染(食品にしても空気にしても)で気にするなんてと蔑むように言う人がいますが、気にする人の声がなければどの程度汚染されてるのかまともに調査・公表さえしなさそうな政府や自治体です。
この程度と笑ってる人も実は気にする人の声によって汚染レベルを知ることが出来てるのかも知れないという事がまったく分かっていない頭の弱い人なんです。

よくペットボトルの水を飲みながら水道水で煮炊きをする人、水道水の風呂に入りながらその元である雨に濡れるのを気にする人を馬鹿にする人がいますが、できる範囲で多少なりとも被曝を減らしたいという普通の感覚が理解できない人です。
そういう人は聞きかじったハンパな知識でものを言いたがるアホですから無視してください。

私は、自分の納得がいくような判断・行動をとるの最良だと思います。
まったく気にしない人からは「あなたは気にしすぎ。」と言われるでしょうし、自分以上に気にしてる人から見れば「あなたはノンキね。」と言われるでしょう。話す相手によって尺度が変わる相対的なものですから絶対的な差などありません。
難しい事は分からない。もしかしたらトンチンカンに気にしてる部分もあるかもしれない、もう何がなんだかよく分からない。
だから結局自分が納得することしかできないし、まさに性格次第となってしまうんです。

*  *  *

放射能汚染についての政府の態度やマスコミの報道では、重要な情報は基本的に隠蔽されていて、しかも、わざと間違えて伝えたりもされています。ですが、ごくごくわずかながらも放射能問題に真摯に取り組んでいる政治家や、事実を伝えようと奮闘するジャーナリストもいます。

それでも政府が本気になったら、そんなわずかな真実の追求も無かったことにできるのです。それをなんとか踏みとどまらせているのが「気にする人」の声だということなのです。

「気にしない人」は「気にする人」を「放射脳」などと言って笑っていますが、日本人にある程度の安全を担保しているのは「気にする人」なのだということを、……まあ分かってはもらえないんでしょうね。

2014年9月12日金曜日

自殺と処理された岩路真樹ディレクター最後の仕事

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不可解にも簡単に自殺として処理されてしまった報道ステーションのディレクター、岩路真樹氏が最後に行っていた取材映像です。埋め込み出来ないみたいなのでリンクで。

岩路真樹ディレクター追悼映像 2014.9.3
https://www.youtube.com/watch?v=PWPN6ZiHyXM#t=305

発売が急遽中止された週刊誌フラッシュにも、この岩路真樹氏の特集があったとのこと。表紙の左下に特集タイトルがあります。表向きにはハリウッドスターの流出写真が載っていたためとなっているようですが、真相はどこにあるのか。


多くの日本人がタブーから目をそらさず、本当に大切なことを見抜く日が来るのはいつになるでしょうか。彼の死を無駄にしてはいけない。

2014年7月28日月曜日

津波、地震だけでなく強力な太陽風も原発リスクとなる

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12年の強力な太陽風、地球をニアミス NASA
http://www.afpbb.com/articles/-/3021481

(本文から抜粋)
【7月25日 AFP】

2012年に地球のそばをかすめた強力な太陽風は、地球を直撃していれば「現代文明を18世紀に後退させる」ほどの威力があるものだったと、米航空宇宙局(NASA)が23日、発表した。

太陽風は広範囲の停電を引き起こし、ラジオや全地球測位システム(GPS)から水道まで、電力に依存する大半のものの機能を停止させる恐れがある。

太陽風に関する研究結果を米科学誌「宇宙天気(Space Weather)」に今年発表した物理学者ピート・ライリー(Pete Riley)氏によると、過去50年の太陽風の記録を分析した結果、今後10年以内にキャリントン・イベントと同規模の強力な太陽風が地球を直撃する確率は12%だった。「当初は確率がとても高いことに自分もかなり驚いた。だが統計は正確なようだ。厳しい数字だと言える」とライリー氏は述べた。(c)AFP

*  *  *

この話はNASAの公式発表なので、一定の信憑性があると思います。

原発立地国で広範囲の停電が起こったらどうなるかは、日本人ならすぐに分かることです。広範囲に渡って原発が同時多発的にメルトダウンし、ジルコニウム溶解による水素爆発を起こし、核燃料を広範囲にばらまく、のです。こうなっては手の打ちようもなく、その影響は複数の国にまたがり、地球規模での放射能汚染が危惧されます。18世紀どころか、人類誕生以前にさかのぼる可能性があるということです。

あの津波は1000年に一度などと言ってましたが、今回の太陽風は150年に一度なのだとか。そして今後10年に発生する確率は12%。ヨウ素剤を配ったから安心というわけにはいきません。

2014年6月18日水曜日

食品検査が信用できない理由

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この画像は広野町で米を検査した際の表示画面です。
大きく「PASS」と出ていますが、
セシウム0.0ベクレルとあるその下、
K-40も0.0ベクレルと表示されています。

米には自然由来のカリウム40が必ず含まれています。
これが検出されないということは、
つまり正しい検査が行われていないということです。

こんなことばかりやっていては、
いつまでたっても消費者は被災地の農産物を買えない。
だから風評も実害もごちゃまぜの状態が続いているのです。

●追記
広野町の米は、サッカーW杯の日本代表の合宿でも食べられてるみたいです。

2014年5月19日月曜日

原発運用が不可能な理由

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「原発は放射能の危険もあるし、いずれは再生可能エネルギーにシフトするべきだ。でも『原発を今すぐなくせ』と叫ぶのはヒステリックに過ぎる。30年程度かけて、ゆっくり段階的に脱原発するべきだろう」という意見があります。

そんな人は、同調圧力による正常性バイアスにかかっていると言わざるを得ません。おそらくは半可な知識から来る「理論値」でモノゴトを考えているのでしょう。

まあ理論値から考えても、ダメなものはダメ。放射性廃棄物の処理方法が確立されていないという事実ひとつとってみても、原発は不可です。

そもそも、そうした技術的観点よりも前に、私は人の心理的側面から見て、人間には原発を制御することはできない、と考えています。

社会で行われていることはすべて人間が関わります。原発が安全に運用できるのかどうかは、人間の心理や、社会の構造を見なくてはいけないのです。利権構造もそのうちのひとつです。地震・津波対策をおろそかにしたり、コアキャッチャーなどのフールプルーフを設けなかったのは、技術的な問題ではなく、人々の知性、欲望がもたらした結果なのです。

私は、原発の最も大きな問題点は、現代のグローバル社会が本来的に持つモラルハザードの構造にあると思っています。植物の遺伝子操作によって食料利権を独占しようとするモンサントしかり、戦争を食いぶちにする軍需産業しかり。そして、放射能の不可視性を利用して、子どもたちの命を電力に変える原発ムラもそのひとつです。

こうした巨大な利権構造が内包するモラルハザードを見れば、現在の人間に原発を運用する能力が無いことは明らかです。そして今回の福島原発災害はこのことを「証明」したのです。誰がこれに反論できますか?

これは、政府や東電、保安院、メディアなどだけが悪いのではなく、我々すべての人間が抱えている問題です。もしかしたら、いまだに原発を推進したり、放射能が危険でない、と言う御用学者たちは、ただ単に欲望に正直であるといえるのかもしれません。自分がよければそれで良い、という現代人の在り方を象徴しています。

だからこそ、ちょっとでも“まとも”な人間でありたいと思うなら、彼らのような犯罪者を許してはいけないのです。

自然と共に生きていたインディアンやアボリジニの思想を見れば、現代人がいかに利己的かが分かると思います。

画期的な放射性廃棄物の処理方法が確立され、放射能による健康被害をなくすような医療技術が生まれ、さらにすべての人間ひとりひとりが、人類全体を展望できるような視点を持つことができれば、もしかしたら原発を安全に運用できる日が来るのかもしれません。

でも、そこまでテクノロジーが発達したときには、おそらくもっと安全で効率の良いエネルギー政策が取られていることでしょう。

2014年5月11日日曜日

今まで無関心だった人に聞きたいこと。

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漫画の『美味しんぼ』が話題になっていますね。まあそれはさておき。

今まで、原発事故や放射能について無関心だった人に聞きたいこと。

原発の爆発事故が起きた直後、枝野官房長官が「ただちに健康に影響はない」と連呼していた頃、あなたは、放射能の問題が3年後、5年後、10年後も大問題として残る、と思っていましたか?

そんな問題はすぐになくなるだろう、と思っていたのではないですか?

もしそうなら、今の状況を冷静に見て、そのときの自分の判断が間違っていた、とは思いませんか?

原発は今も放射能をたれながし、汚染水はどんどん増えていき、健康被害も徐々に明らかになりつつあります。原発・放射能の問題は、まず間違い無く、今後数十年以上、残るはずです。

しかも、世界的に見ても、新興国では爆発的に原発が作られようとしています。

あなたが考えていたよりも原発、放射能の問題ははるかに深刻で重篤なものだと思いませんか?

人は自分の記憶や判断を、勝手に改変して生きています。だから、こんな問いかけは無駄なのかもしれません。でも、自分の間違いを認めるのが遅くなるほど、問題は取り返しのつかないほど大きくなってしまう、のです。

2014年5月1日木曜日

アインシュタインの言葉

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第三次世界大戦はどう戦われるでしょうか。わたしにはわかりません。しかし第4次世界大戦ならわかります。石と棒を使って戦われることでしょう。

アルベルト・アインシュタイン

2014年3月25日火曜日

100年かかる廃炉作業は可能なのか

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日本原子力技術協会・石川迪夫最高顧問
(廃炉には)100年 それ以上 かかるかもしれません

*  *  *

マッドサイエンティストという言葉がぴったりな石川氏の発言。原発爆発の直後に、にやにやと薄笑いを浮かべながら、テレビで解説していた様子はいまでもありありと思い浮かぶ。

いまから100年以上かかる廃炉作業、その作業をするのは誰なのか。作業員はずっと確保できるのだろうか。普通に考えれば足りなくなるだろう。徴兵制度で強制的に作業させられる人が出てくるのかもしれない。

そして、福島以外の全国に残る50基の原発を廃炉するなんてことは可能なのだろうか。

現在を生きる大人は全員、自分たちの子孫にとんでもない負の遺産を残していることを自覚するべきだ。周りを見回しても、まったく自覚できていない大人ばかり。

2014年3月20日木曜日

自分たちだけヨウ素剤を飲みながら「安全だ」と言った医師たち

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福島の医師団が、自分たちだけ甲状腺がんの防止剤(ヨウ素剤)を服用し、福島の子供たちには「被曝しても安全」と言っていたことがわかり、大きな衝撃を与えている。

医師と言うのは、一般人や子供の健康を守ることが役目だから、自分が危険と思って薬を服用して、その薬が胃の中にあるのに、口では「安全だ」というのはまったく医師ではない。


先回の記事で求めたように、福島医師団で、ヨウ素剤を服用した人、医師が服用したのに黙っていた医師は即刻、医師免許を返納しなければならない。

武田邦彦(中部大学)

経緯はこちらにあります。

*  *  *

被災地の人たちは、こんな話を聞いても腹が立たないのでしょうか?

*  *  *

このまえ、NHKで「福島をずっと見ているテレビ」というのをやっていたので初めて見ました。

どうも、広告関係のクリエイターが中心になって作られているみたいですが、放射能をばらまいた責任の所在など、まったく問うこともなく、ただただお涙ちょうだいのおはなしばかりを並べ立てるばかり。政府だか電通だかが、カネをばらまいて作っているような内容です。

こんなくだらない番組に洗脳されていて、いいのですか?

*  *  *

あと、ちょっと古いみたいですが、週刊モーニングに掲載された「いちえふ」という漫画も、無料分だけ読みました。ここで読めます。

現状が詳しく説明されているので、資料的な価値はありますが、その内容は「放射能は危険ではない」「福島第一原発で働く作業員はやりがいを持ってやっている」というメッセージに感じられました。

東電を「電力さん」と呼び、待遇に対する不満は漏らさず「やりがい」を感じさせるような描写。そして、厳重な防護服の説明が続くにもかかわらず、放射能にはまったく危険性がないかのような描写。目の前で作業員が心筋梗塞で亡くなったのに「もちろん被曝との関連はない。だったら俺たちは皆死んでいる」というセリフ。なぜそんな決めつけができるのか。

まあ、好意的に見ると「そう思わないとやってられない」という現場の声なのかも知れません。大きな出版社の有名誌が大々的に取り上げているところを見ると、やはりプロパガンダの意味合いが大きいように思えます。

青年漫画誌を読む層に向けたプロパガンダ。それは「作業員の確保」にあるのではないでしょうか。

2014年2月26日水曜日

急下降する日本の人口推移

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この表は日本の総人口の推移(赤いふきだしは注釈)です。

一目で分かる通り、東日本大震災から急激に人口が減っています。

これの意味するところはなんなのか。震災以前の推移と比べると、単なる少子高齢化とは思えません。

福島県の調査では、確定と疑いを合わせて75人の小児甲状腺ガンが確認されたとのことです。この病気は、震災前は100万人に1人が発症すると言われていました。しかも、この「確定」とは手術済み、「疑い」とは手術前、という意味らしいです。

数年単位の変化は、人々は気付きにくいのかも知れませんが、これからも客観的な数字を追っていく必要があると思います。

2014年2月3日月曜日

被害者が加害者にカネを払う

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もう何度も内容がリフレインしてますが。
この国は問題が大きければ大きいほど、
その責任の所在があやふやになってしまいます。

賠償費用を政府が負担するってことは、
結局、原発災害で被害を受けた被害者を含めた
国民の負担になっているということです。

被害者が加害者にカネを払わなければいけない、
そんなバカな話がありますか!

放射能をばらまいた東電の幹部、社員のふところはいたまない。
ボーナスさえ出ているんですから!

それもこれも、国民がちゃんと責任について追及しないから!
みなさん、そんなにおカネに余裕があるんですか?








2014年1月22日水曜日

毎時3マイクロシーベルトの道路

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プロフィール欄でも触れていますが、福島での原発爆発事故について私が言いたいことはだいたい次の2点です。

●毎時約0.6マイクロシーベルトで放射線管理区域になることを、なぜ無視し続けるのか?
●なぜ内部被曝について考慮しないのか。

まあ結局は、政府、行政、裁判所、警察、マスコミがこの2点に触れないから、この現状があるのでしょう。

*  *  *

広野―富岡間、2月22日に再開 線量「健康に影響なし」
http://www.minyu-net.com/news/news/0122/news1.html

(記事引用)
東日本大震災と東京電力福島第1原発事故による通行止めが2月末に解除される見通しだった常磐道広野―常磐富岡インターチェンジ(IC)間(延長16.4キロ)について、東日本高速道路(ネクスコ東日本)は21日、再開通日を2月22日と発表した。除染が完了、復旧工事も計画通り進む見通しのため。

 避難区域の再編を受け、住民の一時帰宅や社会基盤の復旧工事、除染作業が動きだしており、同区間の再開通で国道6号に集中していた交通量が分散、大型車などの通行が円滑になる効果が期待される。復興の加速化も後押ししそうだ。

 再開通後は通常の通行料金での利用になる。再開通セレモニーや一般車両の通行開始時間は調整中。

 独立行政法人原子力安全基盤機構(JNES)は21日、同区間を走行した際の被ばく量の評価結果を公表、片道の通行で車は0.2マイクロシーベルト、バイクでは0.25マイクロシーベルトと算定した。JNESは「健康に影響はない水準」という見解を示した。

 被ばく量は時速70キロで十数分間、同区間を走ったと仮定して算出。故障などで道路脇に車を止め、車外に1時間待避した場合には1.5~3マイクロシーベルトとした。

 ネクスコ東日本によると、同区間の空間放射線量は平均で毎時3マイクロシーベルト、最高地点で毎時3.9マイクロシーベルト。同社は最高地点にモニタリングポストを置き、広野、常磐富岡の両料金所のモニターで測定値を公開する。

(2014年1月22日 福島民友ニュース)(引用ここまで)

*  *  *

上の記事の道路は平均で毎時3マイクロシーベルト。放射線管理区域の5倍以上の放射線量の場所です。そして被曝値は外部被曝の値だけでごまかしています。

土壌や空気中に放射性物質が含まれているのだから、とうぜん内部被曝するでしょう。それがどんな影響を及ぼすかは分かりません。

「もー知らんわ」というのが最近の心情です。
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