2012年2月3日金曜日

花粉のセシウム量、最大25万ベクレル/kg!

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書くことが無い、と書くと、途端に書くことが出てくるのは何故なんでしょうね。



先日もセシウム花粉の危険性についてちょっと触れましたが、これ冗談じゃなくて、ちょっと恐いですよ。

林野庁がスギの花粉に含まれる放射性セシウムの濃度を調査しました。

こちらに数値がまとめられています。
http://www.rinya.maff.go.jp/j/press/hozen/pdf/111227-01.pdf

最大値は浪江町の25万ベクレル/kg! だいたい線量の高い地域と比例して、花粉のセシウム量も多くなっています。

ところで都内に飛んでくる花粉は、どこから来るのでしょうか。ネットで調べると、伊豆、丹沢、奥多摩、秩父、房総などの杉林から飛んでくるとのことです。

奥多摩や房総は関東でも降下量が多かった土地です。だいたいにおいて隆起した山の森林は、放射性プルームが多く降りかかる傾向にあります。

花粉は食べ物と違って、呼吸によって肺に入ります。肺に入った後の放射性物質の挙動は、かなり不明確なもので、根拠も無く大丈夫、なんてことは到底言えません。むしろ食物よりも排出されにくい、という意見もあります。

もう国を挙げた実験ですよこれは。「放射能の肺吸収における人体への影響」とかで、どこかの誰かが論文でも書くんでしょう。

実験体は我々です。自分の体を検体にしたくなければ、できるだけ防ぐ努力をしましょう。

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