気になった書き込み。
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686 名前:地震雷火事名無し(東京都) :2012/02/14(火) 19:16:51.96 ID:KG3cdn8z0
イラクでは劣化ウラン弾によって、様々な健康被害が出ているんだけど、考えてみれば劣化ウランて、ウラン238なんだよね。半減期44億年の、極めて安定した物質。
放射性物質の中では一番安全そうなのに、吸い込んだり、食物から取り込むだけで、いろいろな健康被害が出る。イラク人だけでなく、米兵にも出ている。
体の内部に取り込んだ際のダメージが、世間で言われている以上に、相当大きいのだろう。
まして、セシウム134や、137のような、強烈な放射性物質が付着した食い物を、毎日毎日食べ続けて、数年後、 (何事もなかった)(低線量被ばくは健康にいい) という結果になるものだろうか?
ウクライナ人やベラルーシ人は、ホルミシス効果でより健康になっているだろうか?
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半減期が短いものほど、放射線が強い。と私は理解しています。
だから半減期8日のヨウ素131は非常に恐い物質で、2年のセシウム134、30年のセシウム137、28年のストロンチウム90もかなり強烈で、プルトニウムの24000年は長く見えるけど、放射能の中ではまだまだ威勢が良く、しかもα線が凶悪である、と。そんな感じ。
とすると、相対的に見て、半減期が天文学的に長いものは、危険性が少ないんだと思ってました。実際、半減期44億年なんていうと、ほとんど放射線を出さないに等しいのでは?
それで上の書き込みを見てショックを受けたのですが、湾岸戦争などで健康被害が取りざたされている劣化ウランを調べると、ほとんどが半減期44億年のウラン238、僅かに半減期7億年のウラン235を含んでいる、とのこと。こんなに半減期の長い核種だったとは知りませんでした。
これで健康被害が出ているとなると、上の書き込みにあるように、やはり内部被曝は外部被曝と比べて「世間で言われている以上に、相当大きい」のかもしれない。
ウランはプルトニウムと同様の凶悪なα核種で、セシウムはβ線とγ線を放出するという違いはありますが、それにしても半減期の対比は30:44億ですから、セシウムの放射線の強さは、比べものにならないと思われます。これは、ちょっと空恐ろしい。
イラクで出た劣化ウランの影響ってのが、放射能関係なく、全部、重金属中毒だったってことなら、まだ一縷の望みはあるのですけど……。本当のところは闇の中。
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大方の放射能プルームが太平洋に逃げたので、チェルノブイリほどの被害は出ないだろうという、やや楽観的な見方もあるのですが、もしかするとウクライナとベラルーシの人口変動と同様の現象が日本でも起こる可能性も存在しています。5年経ってみないと分からない。
ちなみにソビエト連邦はチェルノブイリ事故から5年で崩壊しました。
恐ろしい世界と能天気な世界の間にいるのは、慣れはするけど疲れますね。
返信削除淡々と自分のできる防御をして、それで駄目ならそれが人生だったと受け止めようと思います。
疲れてしまうと危険ですから、ホント「淡々と」が良いですね。
返信削除日本は崩壊まで何年ですかねぇ
返信削除どうでしょうね。ソ連のように劇的に崩壊はしないと思いますけど……。このまま原発が存続してしまうとまた同じことが起こりますからねえ。
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