2011年12月26日月曜日

山形でセシウムが降ってますよ。

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なんと申しますか、脱力感でいっぱいな今日この頃です。

私も日本の教育を受けて、日本の世間の中を生きてきたわけで「空気を読む」という能力は、まあ人並みには身に着けているわけです。その上で、空気を払いのけながら生きることの難しさよ。

で、そこかしこに流れているのは「まだ放射能、気にしてるの?」「もうそのハナシはいいよ。興味無いし」という空気。

3月以来、他人には口出しすまいと、思っていたのをちょっと忘れ、オフラインでポロッと口に出すと、会話している相手の腹の中から聞こえる溜息。

メンドクサイのは嫌なので、もはや他人に口出しすまい、と再び初心に帰りますが、オンラインでブログを書くのも、この脱力感はいかんともしがたいものがあります。

でも、せっかく続けているのだから、ブログはちょっとずつでも更新しますよ。

*   *   *

と、うだうだ言うとりますが、下記の表をご覧ください。

クリックで拡大

これは文科省の定時降下物のモニタリングの表です。12月21日9時〜12月22日9時に採取された放射性物質の定時降下物。

山形市で、福島市の14倍にあたる41MBq/km2(セシウム134と137の合計)が検出されています。

表はこちらのブログより引用しました。

同ブログによると、山形県最上町が宮城県松島町のがれきを搬入し、すでに焼却を開始しているとのことです。

雪の降るホワイトクリスマスならぬ、セシウムが降るクリスマス。ロマンチックですねー。

もう多くを語るのは止めましょう。なんせ脱力感でいっぱいですから。

3 件のコメント:

  1. 脱力感でいっぱい…お察しします。
    何でしょうね、この「もうその話はいい」という空気。
    もはや文化圏が違うんじゃないか?と勘違いしそうになります。
    ブログ拝見しているので、めげずに継続して下さる事を希望しております。

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  2. 山形県などに対して、放射能防御の情報は故意にシャットアウトされてきた可能性がありますね。

    原発周辺にガソリンを輸送したタンクローリーが、その後、汚染のため使えなくなった話を聞きましたが、被災者が乗っている車にも当然、放射性物質は付着しているわけです。
    被災車両が大量に押し寄せた山形、新潟で、完全な放射能防御を行うとすれば、避難者の車両を県境で通行止めにするしかなかったでしょう。

    福島から避難した人が「放射能がうつる」と避けられたり、福島ナンバー車の駐車が断られたこともあったそうですが、「放射能防御」の見地からはそっちのほうが正しかったのかも?

    返信削除
  3. 上の匿名さん
    ありがとうございます。
    ええ、ええ、めげずになんとか継続していきます。
    大した情報量も無いですが、なんとか、他の情報サイトとかぶらない視点を目指しております。

    下の匿名さん
    こんにちは。自治体によって、情報の格差がありますね。
    おっしゃるように、自動車の汚染もかなり広まっているようです。
    日本の中古車がロシアで突き返されたりしてますし。
    放射能をタブー視していては、差別が拡大していくと思われます。

    返信削除

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