2012年5月23日水曜日

なんで汚染ガレキを1000kmも運ぶの?

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昨日は、北九州市に宮城県のガレキが入って、それを阻止しようとした人たちが警察に強制排除されました。数人が逮捕されたとのことです。

震災ガレキ搬入反対派を強制排除 北九州市(福岡県)

(引用)
22日朝から、東日本大震災で発生したガレキの搬入を反対派の市民が阻止していた北九州市で、警察が同日午後、市民の強制排除に乗り出した。

19日に宮城県を出発した震災ガレキは、22日午前9時に北九州市小倉北区の焼却施設近くの保管倉庫「日明積出基地」に到着したが、反対する人たち30人余りがトラックの前に座り込んだ。

北九州市の職員「大変危険ですので、移動をお願いします」
反対派「(トラックの)中の方が危険でしょうが

北九州市の要請を受けて、警察は22日午後4時頃から反対する市民の強制排除に乗り出した。警察によると、数人を逮捕したとしており、現場では両者のにらみ合いが続いている。

*   *   *

なぜ1000kmも離れた土地に、放射能が降りかかったガレキを運ぼうとするのか、それに反対する人がなぜ逮捕されるのか。そしてなぜ、多くの日本人はそれに無関心なのか。すべてにおいて、理解できない。。。

ちなみに、北九州市のガレキ焼却施設の隣には野菜の卸売市場があるらしいです。

ガレキを積んだトラック近くで0.6μSv/hが出てます。
このブログでしつこいほど言ってますが、
0.6μSv/hというのは現在の法律上、放射線管理区域に当たります。

*   *   *

また、ガレキの試験焼却が始まった静岡県島田市で、以前よりも土壌が汚染されているというお話もありました。しかも小学校の土で。

「安心して暮らせる島田をつくる市民の会のブログ」

ただし、今までに焼却したガレキは10トンとのこと。それでここまで汚染が広がるとは考えにくい。上のブログ主さんは一般ゴミの焼却でも汚染が蓄積されているのではないか、と書かれています。まあごもっとも。東京でも汚泥からずっと放射性物質が検出されていますし、放射能がぐるぐるとサイクルして降り積もっているのかもしれません。

というか、今現在も試験焼却されているみたいですね。

試験焼却用がれき 静岡市搬入始まる
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120523/szk12052302080002-n1.htm

(引用)
23日午前0時から試験焼却が始まり、24日未明まで約28時間かけて、一般ゴミと混ぜられた計29トンのがれきが焼却される。(ここまで)

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