2011年6月17日金曜日

心臓に障害を負ったベラルーシの子供たち

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『チェルノブイリ・ハート』というドキュメンタリー映画がこの夏、日本で公開されるとのこと。このタイトルは心臓に重度の奇形がある子供を意味しています。

こちらのブログに詳しいです。

PANDA @ JAPAN TIME
http://blog.goo.ne.jp/pandalife2004/e/f5c53e1c51bfca3f4ce7ece2273369ce

(一部引用)

HBOがスポンサーで、女性監督Maryann De Leoが16年後にベラルーシを訪問。99%が被爆し、今もホット・ゾーンと呼ばれる村を決して離れようとしない村民たち。病院、孤児施設、学校を訪れ、被爆の次世代にもたらす被害を、カメラは追う。

今でも、ベラルーシで生まれる子供たちの、たったの15〜20%だけが、『健康』な赤ちゃんである。聞き間違って異常なのが15〜20%かと思ってそれでもすごい数字なのに、事実は、『正常が15〜20%』なのである。。映像で出てくる、親にも育てられなくて捨てられた様々な奇形や障害をもつ赤ちゃんや子供たち。。ベラルーシの孤児院は、原発事故以後たくさん出来た。そして、まだまだこういう子供たちは増えつづけるのである。。

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かなりショッキングな内容のようたが、見ないわけにもいかない。

それでベラルーシの放射線量を調べてみた。

専門家が答える暮らしの放射線Q&A
http://radi-info.com/q-516/

(引用)

公表されている資料の汚染マップでは、最も濃度の高い地域として40 Ci/km2(1平方キロ当たり40キュリー)以上として示されていて、その中の最高汚染濃度がどれぐらいかはわかりません。

この境界値は、40 Ci = 40 × 3.7 × 1010 = 1.48 × 1012Bq/km2ですので、これがすべてセシウム137と仮定して、沈着放射能と線量率の換算係数 0.00268(μSv/h)/(kBq/m2) を使って計算しますと、4.0μSv/hとなります。

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ベラルーシで4.0μSv/h。
ということは、年間35ミリシーベルトです。

あそこの人たち8.02μSv/hでニコニコしてたけど、どうなのよ!



まあベラルーシでも、やはり食物による内部被曝の方が外部被曝よりも影響が大きいということなので、一概には言えませんが。

ちなみに飯館村のモニタリングポスト、県の発表と数値が違うという理由で撤去したというウワサを聞いたけどホント? なんだその理由。

追記 2011/06/20 1:08

飯館の立派な計測器。撤去じゃなくて、スイッチを切ったらしい。
いらないんだったら、どっかに寄贈したら? 欲しい自治体はいくらでもあるでしょ?

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