原発の再稼働はできるか
http://www.taro.org/2011/06/post-1028.php
(引用)
信頼性の次は能力だ。水野倫之氏は著書の中で「政府や東京電力のコメントを聞くと、『まずくはなかった』とか、『ベストを尽くした』という言い方をしているんですけれど、はっきり言って、ベストを尽くしてレベル7ですかと。」
原子力村の住民たちの能力がその程度のものだとするならば、とても怖くて再稼働に合意できないだろう。
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まったくその通り。ベストの対処をして、レベル7(レベル8との声もある)の放射能災害が巻き起こるのなら、原発は何があっても動かすことはできない。
少し前に、原発を停止した場合、電気代が1000円アップするという「電力足りない詐欺話」が発表されていたが、1000円で済むのなら原発はいらない、と国民の思いは彼らの狙いと逆に行ってしまった。
ならばと今度は、原発が無いと国防上問題が出る、などと言う人まで現れた。核融合でできるプルトニウムが核ミサイルの原料になるからだ。プルトニウムさえあれば、核ミサイルはすぐに作れる。非常事態に超法規的措置をとれば、日本は核ミサイルを持てるのである。
だが、ちょっと考えれば分かる話だが、核兵器と原発を比べたら、断トツに原発の方が危険である。核兵器は地震で爆発したりしないし、持ち運びもできるし、常に核反応を繰り返しているわけじゃない。自国で核ミサイルを爆発させるバカはいない。
核兵器が必要なら、核兵器だけ持てばいい。そのために危険な原発を持つなんて、本末転倒もいいところだ。
まったく非核三原則とはなんだったのか。「持たず、作らず、持ち込ませず」とか、放射能まみれの日本では笑い話にしかならない。
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