http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110621/biz11062115060019-n1.htm
福島県いわき市の「県旋網漁業協同組合」は21日、同市の小名浜港で予定していた今シーズン初めてのカツオの水揚げを、仲買人らの間で原発事故の影響による風評を懸念する声があるとして断念、千葉県の銚子港に水揚げした。
カツオは、19日に茨城県の那珂湊沖約300キロの海域で取った約17トン。
同漁協の野崎哲組合長は「小名浜港から水揚げすると『福島県産』となり、買い手がつかないと判断された。残念だ」と話した。水産庁が現在、福島県沖で取ったカツオのサンプル調査を実施、近く結論が出る予定で、野崎組合長は「安全が確認されれば、状況は変わるはず」としている。
同漁協は今月1日、八丈島から千葉県犬吠埼にかけての沖合でカツオ漁を再開し、他県の港に水揚げしていたが、16日に小名浜港の魚市場が再開されたため同港への水揚げを目指していた。
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ちょっと何言ってるか分かんないですが、“風評を恐れて”福島県沖のカツオが千葉で水揚げされたとのことです。これで晴れて千葉産のカツオ。
これって産地偽造と何が違うのでしょうか?
「断念」とか「残念だ」とか、もうホント意味が分かりません。暫定基準が元凶になってることがなんで理解できないんでしょうか。
カツオは和食の根本となる出汁の材料です。日本の食文化はどうなることやら。
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それに比べて、まともな農家の人もいます。
Twitterより
@tatsuofujii
藤井 辰雄
生産者の方、避難中ですが私も福島の農家。パイプハウスも昨年立てリースも15年残ってる。でも俺は作らない。それを口にする人を危険に晒す可能性があるから。子供や若い女性に少しでも影響が懸念されるなら作るべきじゃない。作れない補償は堂々と東電に求める。それが道理。#genpatsu
まっとうな第一次産業者のあり方だと思います。
こういう人にこそちゃんと補償をするべき。
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食べ物から体に入った放射性物質は、蓄積されていきます。
どれぐらいの期間で排出されるかなんて、政府も学者も本当のところは分かっていません。
そして確率的影響は被曝量に比例して現れます。
体の修復機能はありますが「放射性物質はできるだけ体に入れない」のが基本です。私はかなり気をつけている方だと思いますが、それでもある程度は覚悟しています。
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