原発作業員の生殖機能・血液守る処置 保安院ら「必要ない」
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/accident/510054/
福島第一原発の記事が氾濫しているが、記者自身が「中に入って」書かれた記事はいまだない。そんななか、ライターの鈴木智彦氏が、第一原発で作業員として働きながらレポートする。
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最前線で過酷な任務についている作業員は、東電、保安院、政府から使い捨てのティッシュペーパーのような扱いを受けています。もしかして国民からも。
造血幹細胞の採取は、彼らの命を繋ぐ最低限の処置です。これすら認めないのであれば、現場が作業をボイコットしても私たちは文句を言えません。むしろボイコットするのがいいと私は思っています。すでに手が着けられないのは一緒ですから。
多数の日本人が、原発災害は自分には関係ないもの、遠くの出来事だと思っているなかで、作業させるのは、本当にやりきれない。彼らが24時間、あるいは48時間でも作業をボイコットすれば、国民の間でもちょっとは危機感が広がるでしょう。
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