プロフィール欄でも触れていますが、福島での原発爆発事故について私が言いたいことはだいたい次の2点です。
●毎時約0.6マイクロシーベルトで放射線管理区域になることを、なぜ無視し続けるのか?
●なぜ内部被曝について考慮しないのか。
まあ結局は、政府、行政、裁判所、警察、マスコミがこの2点に触れないから、この現状があるのでしょう。
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広野―富岡間、2月22日に再開 線量「健康に影響なし」
http://www.minyu-net.com/news/news/0122/news1.html
(記事引用)
東日本大震災と東京電力福島第1原発事故による通行止めが2月末に解除される見通しだった常磐道広野―常磐富岡インターチェンジ(IC)間(延長16.4キロ)について、東日本高速道路(ネクスコ東日本)は21日、再開通日を2月22日と発表した。除染が完了、復旧工事も計画通り進む見通しのため。
避難区域の再編を受け、住民の一時帰宅や社会基盤の復旧工事、除染作業が動きだしており、同区間の再開通で国道6号に集中していた交通量が分散、大型車などの通行が円滑になる効果が期待される。復興の加速化も後押ししそうだ。
再開通後は通常の通行料金での利用になる。再開通セレモニーや一般車両の通行開始時間は調整中。
独立行政法人原子力安全基盤機構(JNES)は21日、同区間を走行した際の被ばく量の評価結果を公表、片道の通行で車は0.2マイクロシーベルト、バイクでは0.25マイクロシーベルトと算定した。JNESは「健康に影響はない水準」という見解を示した。
被ばく量は時速70キロで十数分間、同区間を走ったと仮定して算出。故障などで道路脇に車を止め、車外に1時間待避した場合には1.5~3マイクロシーベルトとした。
ネクスコ東日本によると、同区間の空間放射線量は平均で毎時3マイクロシーベルト、最高地点で毎時3.9マイクロシーベルト。同社は最高地点にモニタリングポストを置き、広野、常磐富岡の両料金所のモニターで測定値を公開する。
(2014年1月22日 福島民友ニュース)(引用ここまで)
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上の記事の道路は平均で毎時3マイクロシーベルト。放射線管理区域の5倍以上の放射線量の場所です。そして被曝値は外部被曝の値だけでごまかしています。
土壌や空気中に放射性物質が含まれているのだから、とうぜん内部被曝するでしょう。それがどんな影響を及ぼすかは分かりません。
「もー知らんわ」というのが最近の心情です。