2014年3月25日火曜日

100年かかる廃炉作業は可能なのか

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日本原子力技術協会・石川迪夫最高顧問
(廃炉には)100年 それ以上 かかるかもしれません

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マッドサイエンティストという言葉がぴったりな石川氏の発言。原発爆発の直後に、にやにやと薄笑いを浮かべながら、テレビで解説していた様子はいまでもありありと思い浮かぶ。

いまから100年以上かかる廃炉作業、その作業をするのは誰なのか。作業員はずっと確保できるのだろうか。普通に考えれば足りなくなるだろう。徴兵制度で強制的に作業させられる人が出てくるのかもしれない。

そして、福島以外の全国に残る50基の原発を廃炉するなんてことは可能なのだろうか。

現在を生きる大人は全員、自分たちの子孫にとんでもない負の遺産を残していることを自覚するべきだ。周りを見回しても、まったく自覚できていない大人ばかり。

2014年3月20日木曜日

自分たちだけヨウ素剤を飲みながら「安全だ」と言った医師たち

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福島の医師団が、自分たちだけ甲状腺がんの防止剤(ヨウ素剤)を服用し、福島の子供たちには「被曝しても安全」と言っていたことがわかり、大きな衝撃を与えている。

医師と言うのは、一般人や子供の健康を守ることが役目だから、自分が危険と思って薬を服用して、その薬が胃の中にあるのに、口では「安全だ」というのはまったく医師ではない。


先回の記事で求めたように、福島医師団で、ヨウ素剤を服用した人、医師が服用したのに黙っていた医師は即刻、医師免許を返納しなければならない。

武田邦彦(中部大学)

経緯はこちらにあります。

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被災地の人たちは、こんな話を聞いても腹が立たないのでしょうか?

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このまえ、NHKで「福島をずっと見ているテレビ」というのをやっていたので初めて見ました。

どうも、広告関係のクリエイターが中心になって作られているみたいですが、放射能をばらまいた責任の所在など、まったく問うこともなく、ただただお涙ちょうだいのおはなしばかりを並べ立てるばかり。政府だか電通だかが、カネをばらまいて作っているような内容です。

こんなくだらない番組に洗脳されていて、いいのですか?

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あと、ちょっと古いみたいですが、週刊モーニングに掲載された「いちえふ」という漫画も、無料分だけ読みました。ここで読めます。

現状が詳しく説明されているので、資料的な価値はありますが、その内容は「放射能は危険ではない」「福島第一原発で働く作業員はやりがいを持ってやっている」というメッセージに感じられました。

東電を「電力さん」と呼び、待遇に対する不満は漏らさず「やりがい」を感じさせるような描写。そして、厳重な防護服の説明が続くにもかかわらず、放射能にはまったく危険性がないかのような描写。目の前で作業員が心筋梗塞で亡くなったのに「もちろん被曝との関連はない。だったら俺たちは皆死んでいる」というセリフ。なぜそんな決めつけができるのか。

まあ、好意的に見ると「そう思わないとやってられない」という現場の声なのかも知れません。大きな出版社の有名誌が大々的に取り上げているところを見ると、やはりプロパガンダの意味合いが大きいように思えます。

青年漫画誌を読む層に向けたプロパガンダ。それは「作業員の確保」にあるのではないでしょうか。
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