どうやら、カメラの撮像素子に使われている半導体でγ線を検出しているようです。カメラ機能と、GPS機能も使ってるみたいです。メカニズムはさっぱり分かりませんが、測れりゃなんだっていいのよ。
高線量の場合はAlertモードで30秒ほどで測定できますが、低線量の場合はMeasureモードで、1時間〜数時間かかります。
就寝時やバッテリー充電時など、数時間置いておくときに測ると良い、と画面に書かれていました。測定結果をセーブすることもできます。
Measureモードで私の東京の部屋を測ってみたところ、1時間半かかって値が落ち着きました。時間は掛かりましたが、結果は、十ウン万円の堀場製作所のRadiとほぼ同じ値。
注意点としては、カメラのレンズを紙などとテープで隠してしまう必要があります。ちょっとでも光が入るとダメみたい。
ちゃんと隠れているかどうかは、グリーンのランプで教えてくれますが、これは結構しっかりふさがないといけなくて、途中で光が入ると、最初からやり直しになってしまうこともあります。コピー用紙1枚程度だとダメ。紙黒いテープで貼るといいかも。あと、バッテリーを結構使うのと、iPhone本体が熱くなることがちょっと気になりました。
ちなみに私のiPhoneは3GSです。iPhone5が出たら換えようと思ってます。
ネット上では詐欺商品じゃないか、という噂もあるようですが、数値の動きを見てると、ちゃんと測っていると思います。1回だけしか試してないので、もうちょっと線量の高い場所で確認したいところです。
まあ、詐欺じゃなければ、85円でこれは価値があります。
自宅やオフィスなど、時間がとれる場所での計測なら、充分使えそうです。
つーか、iPhoneの撮像素子でこれだけのものが作れるのなら、カメラメーカーが本気出したら、超高精度な放射線測定器が作れるんじゃないの? キヤノンさん。
Geiger Camera - ガイガーカメラ (Version 1.0) | ||
カテゴリ: | ユーティリティ | |
価格: | ¥85 | |
デベロッパ名: | Senscare | |
リリース日: | 2011/07/15 | |
対応デバイス: | 全機種 | |
現Ver.の平均評価: | (4.0 / 11件の評価) | |
通算の平均評価: | (4.0 / 11件の評価) | |
Game Center: | 非対応 |
0 件のコメント:
コメントを投稿