論理的に考えると、原発が運用される場には3種類の人間しかいなかったことが分かります。
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・原発に生まれる利権を享受しようとする人々
・原子力が持つ危険性を見ようとせずに、研究を推し進めたい科学者
・権威者が発する、原発は安全だという言説を信じた作業員
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原子力というものに脅威を感じている人は、原発には寄ってきません。
優秀な科学者・技術者は、あえて原発に関わらず、他の産業に流れます。
そして安全マージンを重要視する人は排除されます。
国民にはその危険性は知らされません。
この仕組みを見ると、今回の災害が起こったのは必然であったことが分かります。
原発というものは、安全に運用できないシステムが出来上がっているのです。
今回の災害で、私を含め、多くの一般国民が原発の危険性を認識しました。
ソフトバンクの孫正義氏も同様のようです。
孫氏は「エネルギー政策の転換に向けて」という脱原発プレゼンテーションを行い、
「自然エネルギー財団」を近く創設すると発表しました。
プレゼンテーションの様子
http://www.ustream.tv/recorded/14195781
要約はこちら
http://www.minusionwater.com/sonsipresen.htm
この中で原子力エネルギーとその他エネルギーの発電コストを比べていますが、
そんなちまちました計算じゃなくても、事故が起きたときのコストを考えれば、
まったく元が取れないことが、今回はっきりしたと思います。
孫氏に対して、売名行為とか、ビジネス利権を睨んで、とか、言う人もいますが、
エネルギー産業を根底から変えようとするのなら、
ビジネスとして成功させようとするのは当たり前のことです。
少なくとも孫氏は、TVに出た際にも「安全」を繰り返す学者の中で、
ひとり内部被曝の危険性を訴えていました。
火力発電、水力発電を使えば、自然エネルギーの開発の時間は稼げます(@宮崎哲弥氏)。
時間はかかるかもしれませんが、私たちの手で脱原発を実現したいものです。
すごくよくまとめられたHPだと、思います。
返信削除それだけに、孫に対して誤解があるのが残念です。
「無用の長物」と化す ソフトバンク携帯 震災が暴いた「儲け至上主義」
http://www.sentaku.co.jp/category/economies/post-1579.php
孫の考えていることは、『この震災を、自分のためだけにチャンスに変えよう!』ということだけです。
孫の言うことには、必ず裏があるので注意が必要です。
コメントありがとうございます。サイトも見てみました。
返信削除まあいろいろしがらみはあるかと思いますが、
今のところ、孫さんの発言や行動を私は支持しています。
でも、常に検証は必要だと思いますね。