私は菅直人氏が首相になったときから、この人は実在の人間ではなく、
想像上の動物なのではないかと思い、周囲にもそう言っていました。
天狗とか河童とかグレムリンとか、そんな感じの存在なのだと。
つまり、日本人の思考がもやもやとした煙になって、
それが国会議事堂まで集まってきて、
すーっと集まって形作られたのが、菅直人氏なのです。
世にも不吉なキーワードを提唱したときに確信しました。
ああ、この人はやっぱり日本人を象徴する存在なんだ、と。
菅直人氏は「僕はものすごく原子力に詳しいんだ」と言い放ち、
自分のアイデアで一発逆転を狙って
むりやり自衛隊のヘリコプターでバケツの水を原発の上からかけさせました。
私は、そのときのヘリのパイロットを思うと胸が痛みます。
想像上の動物の思いつきで、命をかけて放射能を浴びて、
なんの意味もないことをさせられたパイロットさん。ごめんなさい。
こう考えると、現在の日本は、まったく日本的に物事が進んでいると言えます。
私はそんな日本的な何かが、とても歯がゆく疎ましく思っています。
でもそれも結局は同族嫌悪なのかもしれません。
私のなかの日本的なものが菅直人にシンパシーを感じることへの嫌悪感なのかも。
フランス人かポリネシア人に生まれたかった。追記 2011/05/31
やっぱりドイツ人にしとこかな。
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