2011年5月30日月曜日

想像上の動物としての菅直人

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日本人以外の外国人も含めた民主党員の投票で選ばれた菅直人首相。

私は菅直人氏が首相になったときから、この人は実在の人間ではなく、
想像上の動物なのではないかと思い、周囲にもそう言っていました。
天狗とか河童とかグレムリンとか、そんな感じの存在なのだと。

つまり、日本人の思考がもやもやとした煙になって、
それが国会議事堂まで集まってきて、
すーっと集まって形作られたのが、菅直人氏なのです。

で、その菅直人氏が「最小不幸社会」という
世にも不吉なキーワードを提唱したときに確信しました。
ああ、この人はやっぱり日本人を象徴する存在なんだ、と。

菅直人氏は「僕はものすごく原子力に詳しいんだ」と言い放ち、
自分のアイデアで一発逆転を狙って
むりやり自衛隊のヘリコプターでバケツの水を原発の上からかけさせました。

私は、そのときのヘリのパイロットを思うと胸が痛みます。
想像上の動物の思いつきで、命をかけて放射能を浴びて、
なんの意味もないことをさせられたパイロットさん。ごめんなさい。

こう考えると、現在の日本は、まったく日本的に物事が進んでいると言えます。
私はそんな日本的な何かが、とても歯がゆく疎ましく思っています。
でもそれも結局は同族嫌悪なのかもしれません。
私のなかの日本的なものが菅直人にシンパシーを感じることへの嫌悪感なのかも。

フランス人かポリネシア人に生まれたかった。

追記 2011/05/31
やっぱりドイツ人にしとこかな。

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