牧草から放射性物質=許容値超すセシウム、ヨウ素-埼玉・栃木両県
放射性セシウムの暫定許容値は1キロ当たり300ベクレルだが、熊谷市の牧草からは420ベクレル、東秩父村の牧草からは340ベクレルを検出した。
那須町の牧草からは許容値の3倍を超える910ベクレルの放射性セシウム、足利市の牧草からは650ベクレルの放射性セシウムと暫定許容値(同70ベクレル)を超える90ベクレルの放射性ヨウ素が検出された。
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現在、人間が食べる野菜の暫定基準値は以下。
放射性ヨウ素
野菜類 1キロ当たり2000ベクレル
放射性セシウム
野菜類 1キロ当たり500ベクレル
上の記事を表にするとこうなります。
熊谷市の牧草 セシウム420Bq/kg 牛さんダメ 人間食べていい
東秩父村の牧草 セシウム320Bq/kg 牛さんダメ 人間食べていい
那須町の牧草 セシウム910Bq/kg 牛さんダメ 人間ダメ
足利市の牧草 セシウム650Bq/kg 牛さんダメ 人間ダメ
なんかおかしくないですか?
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さらに! この一文をサラッと読んではいけません。
「足利市の牧草からは650ベクレルの放射性セシウムと暫定許容値(同70ベクレル)を超える90ベクレルの放射性ヨウ素が検出された。」
暫定許容値(同70ベクレル)
暫定許容値(同70ベクレル)
暫定許容値(同70ベクレル)
人間が食べる野菜の放射性ヨウ素の暫定基準値は、2000ベクレル/kgです。
ヨウ素に限れば、こんな牧草は人間はバリバリ食べさせられるのです。
まあ牛は大量に食べて、肉に蓄積されるので、
生物濃縮のことを考えてのことなのかもしれません。
でも「牛NGだけど人間OKだから」と言われて、
目の前に出された、牧草サラダを食べれますか?
実際に、今、スーパーに並んでいるのは、そんな野菜なんです。
水道水と原発排水のような、ねじれた関係になっています。
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