2011年5月9日月曜日

幼稚園児よりも仕事ができない電気事業者

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高レベル放射性廃棄物の処分場の問題点
http://homepage3.nifty.com/ksueda/slide.html

法制度を審議した高レベル処分問題懇談会の席上で、当事の電気事業連合会会長であった荒木浩東電社長(当時)は「原子力を始めた当初は、(高レベル廃棄物は)一生使っても豆粒一つぐらいと思っていた。」「電気事業者でありながら、こんなに大変な問題であることを初めて知った。」と本音を漏らしています。

実際の高レベル放射性廃棄物

高レベル放射性廃棄物(ガラス固化体)とはどんなものなのでしょうか
http://www.enecho.meti.go.jp/rw/hlw/qa/syo/syo03.html
製造直後のガラス固化体(日本原燃(株)仕様)の放射線量は、その表面の位置に人間がいた場合、国際放射線防護委員会(ICRP)の勧告の中で100%の人が死亡するとされている放射線量(約7Sv(シーベルト))をわずか20秒弱で浴びてしまうレベル(約1,500Sv/h)です。

ガラス固化体の発生本数は?|NUMO - 原子力発電環境整備機構
http://www.numo.or.jp/q_and_a/01/04.html
2010年12月末までの原子力発電に伴って生じた使用済燃料を全て再処理しガラス固化体にすると、約24,100本(原子力発電所において装荷中の燃料の燃焼分も含んでいます。)になります。今後、ガラス固化体の発生量は、年間約1,300~1,600本と想定されています。

原発を運用する際の認識の甘さが覗えます。
幼稚園児に運用させた方がマシなレベル。

ちなみに、この荒木浩社長は、
福島第一原発の改良型沸騰水型原子炉の増設に奮闘し、
その見返りとして、建設費130億円の大型サッカー施設Jヴィレッジを
地元に建設・寄贈したとのことです。

Jヴィレッジは現在、原発事故対応の拠点として使用されています。

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