http://www.j-cast.com/2011/07/01100237.html
(一部引用)
「放射線によって傷ついた遺伝子は、子孫に伝えられていきます」。表紙にこんなタイトルを掲げた生活情報誌「クロワッサン」に、ツイッターで批判が相次ぎ、クロワッサン側は、「不適切な表現だった」と公式サイトで謝罪した。
このタイトルを掲げたクロワッサン誌2011年6月25日発売号の表紙が、発売元マガジンハウスの公式サイトにアップされると、ツイッター上で次々に指摘が上がった。
「クロワッサンの表紙 これはいけんやろ」「こんな言葉が書店に平積みされると思うと気持ちが暗くなる」「原爆の被爆者も正常に子を生している」…いずれも、こうした表現が原発事故の被曝者らへの偏見を生むというものだ。
クロワッサン誌は、公式サイト上で2011年7月1日夕、お詫び文を掲載し、「不適切で配慮を欠いた表現」があったとして謝罪した。
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アエラが「放射能がくる」と表紙に載せたことがありました。私はあのとき嫌いだったアエラをちょっと見直したのですが、その後、反発の声に対して謝罪したことでがっかりしました。だって、本当に放射能がきたし。
いつも義憤にかられているツイッターの人々が、間違った知識でクレームを付けるのは日常茶飯事。デマッターと呼ばれる所以です。
ツイッターは「猫が可愛い」とか「飯がうまい」とかをつぶやくのには適していますが、140文字では正しい議論はできません。これはツールとしての問題です。
そんなバカげた声に対して、すぐに謝罪、訂正してしまうのは、なぜか。答えは簡単。メディアは、好感度を気にする広告主の言いなりで、周りの反応がすべてになってしまうからです。
雑誌としてのオピニオンがあるのなら、少しはポリシーを持って誌面を作ってもらいたいものです。どっちつかずの日和見では、結局読者を失うことになりますよ?
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